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名画座「シネマヴェーラ渋谷」再開 ヒッチコック特集を上映中

シネマヴェーラ渋谷ロビー
シネマヴェーラ渋谷ロビー

 渋谷区円山町にあるミニシアター「シネマヴェーラ渋谷」が6日より営業を再開した。現在、4月25日から5月29日にかけて予定していたヒッチコック監督特集を上映中だ。

 新型コロナウイルス感染予防策のため、チケット販売数を定員の半数(70)として約2か月ぶりにオープンした本映画館。支配人の内藤由美子さんは、営業再開にあたって「早くコロナ禍が去って劇場をいっぱいにしたいというのにつきます。半席しか売れないので、せっかくいらしていただいたお客様をお断りせざるを得なくなります。今はしかたがないですが、映画館が安全な場所であることを知っていただき徐々に席数を増やしていけたらと思います。イベントも徐々に考えていきたいと思います」と今後の展望を語る。

シネマヴェーラ渋谷
内観

 感染予防対策として、館内共有部分の消毒、換気を定期的に行うことで衛生維持に努めるほか、受付に飛沫除けシールドを設置し、全スタッフマスク着用。来場者もマスク着用が必須となり、座席は1席ずつ間隔をあけること、ロビーやシアター内での会話を控えること、備え付けのアルコール消毒液での手指消毒の協力などを呼び掛けている。館内での飲食はドリンクのみ可。

 「シネマヴェーラ渋谷」では、フリッツ・ラングオーソン・ウェルズハワード・ホークス堀禎一神代辰巳新藤兼人、サイレント映画、フィルム・ノワール、ソヴィエト&ジョージア映画特集など、えりすぐりの古き良き名画の特集を組んできた。上映は1本立て・入れ替え制のスタイル。ユーロスペースと共通で利用できる会員システムを導入しており、会員になるとシネマヴェーラ渋谷は1作品につき800円、ユーロスペースは1,200円で鑑賞可能。9回鑑賞すると1回無料になる。(編集部・石井百合子)

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