キアヌ・リーヴス、『マトリックス4』ネオ再演の決め手は脚本だった
人気SF映画『マトリックス』シリーズ第4弾に出演するキアヌ・リーヴスが、再びシリーズに戻ってきた理由を、英Empire誌のインタビューで明かした。
『マトリックス』シリーズは、キアヌ演じる天才ハッカー・ネオが、人類の救世主として機械との戦いに身を投じるSFアクション。第4弾は前作『マトリックス レボリューションズ』(2003)以来およそ18年ぶりの新作となり、ラナ・ウォシャウスキー監督ほか、トリニティ役のキャリー=アン・モスが戻ってくる。
同誌のインタビューでキアヌは、ネオとしてシリーズ帰還を果たしたことについて「ラナ・ウォシャウスキーが、自分と共鳴するストーリーが詰まった素晴らしい脚本を書き上げたんだ。(出演の決め手となった)唯一の理由がそれだよ」とコメント。「彼女と再び仕事ができることが嬉しい。すごく特別だし、今回のストーリーからは私たちが生きる力をもらえるような、意味のあるメッセージが込められている」と自信をのぞかせている。
また、トリニティ役のキャリーも「まさか(第4弾が)実現するとは思わなかった」と心境を明かしており、脚本を「信じられないくらい奥深くて、高潔さや芸術性を持ち合わせているの。『これは贈り物よ』と興奮したわ」と絶賛している。
2021年5月21日に全米公開を予定している本作は、新型コロナウイルスの影響で現在は撮影がストップしている。Varietyは先日、米ワーナー・ブラザースが7月の撮影再開を見込んでおり、主要キャストが8週間の延長契約にサインしたと報じていた。(編集部・倉本拓弥)