『リトル・ミス・サンシャイン』7月10日から全国順次公開決定!
2006年に公開され、インディペンデント映画としては異例のヒットとなった名作『リトル・ミス・サンシャイン』が、7月10日から新宿ピカデリーほか全国劇場で順次公開されることが明らかになった。
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『リトル・ミス・サンシャイン』は、アリゾナ州に住む崩壊寸前の一家が、娘の美少女コンテストのために、オンボロの黄色いバンでカリフォルニア州まで旅をするロードムービー。それぞれに問題を抱えた負け組家族が、散々なドライブを通じて現実に直面しながら再生していく姿を、皮肉と笑いを交えて描き出す。
サンダンス映画祭でプレミア上映されると、フォックス・サーチライト・ピクチャーズが当時の最高額で劇場配給権を取得し、製作費800万ドル(約8億8,000万円)に対して全世界興収が1億ドル(110億円)を突破。第79回アカデミー賞では作品部門含む4部門でノミネートされ脚本賞を受賞するなど、インディ作品としては異例な記録を打ち立てた。(数字はBox Office Mojo 調べ・1ドル110円計算)
公開当時は35mmプリントでの上映だったが、今回はデジタル素材が制作され、全国のシネコンで順次上映される。娘オリーヴ役のアビゲイル・ブレスリンをはじめ、グレッグ・キニア、ポール・ダノ、アラン・アーキン、トニ・コレット、スティーヴ・カレルら実力派が出演。監督は『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(2017)のジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス。(編集部・入倉功一)