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小池栄子の空気を一変させる力!「美食探偵」で圧倒的な存在感

小池栄子
小池栄子 - 原作「美食探偵-明智五郎-」東村アキコ(集英社「ココハナ」連載)(C)東村アキコ/集英社

 ドラマ「美食探偵 明智五郎」(日本テレビ系・毎週日曜22時30分~)で、中村倫也ふんする主人公・明智五郎と惹かれ合う妖艶な殺人鬼・マグダラのマリアを、小池栄子が確かな演技力で魅力たっぷりに演じている。

【写真】そっくり!小池栄子と原作のマリア

 東村アキコによる同名サスペンス漫画を実写ドラマ化した本作は、超美食家の私立探偵・明智(中村)が、類まれなグルメの知識を使って殺人事件を解決しながら、マリア(小池)と対決するさまを描く。平凡な専業主婦だったマリアは、明智との出会いをきっかけに殺人鬼へと変貌を遂げたのだった。

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 地味で大人しい主婦から、大人の魅力あふれる女性となったマリアの見た目と性格の変わりように、SNS上では驚きの声が上がり、小池の演技に魅了される人が続出。苺(小芝風花)をはじめとする個性豊かなキャラクターたちによるコメディー要素もある本作だが、マリアが登場するだけでその場の空気がガラリと変わり、シリアスな雰囲気を漂わせる。

平凡な主婦から殺人鬼へと覚醒するマリア

 第6話では、命の危険を顧みずに明智を助けようと火の中に飛び込み、明智にキスをするといった狂気的な愛を見せるマリアを小池が熱演。視聴者からは「原作そのまんま!」「マリア役が似合いすぎ」「はまり役!」と好評を博している。

 小池は、女優として20年以上のキャリアを持ち、映画『接吻』(2008)で毎日映画コンクール女優主演賞を受賞し、『八日目の蝉』(2011)ではキネマ旬報助演女優賞を獲得した実力派。昨年は、主演含め4本のドラマに出演し、今年公開の映画『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』では大泉洋とW主演を務めるなど、出演作品が途切れない人気ぶり。さらに、バラエティー番組では明るく場を盛り上げ、「日経スペシャル カンブリア宮殿」といった番組の司会など、なんでもこなすマルチな才能の持ち主だ。

 今年40歳を迎える小池の魅力が遺憾なく発揮されている「美食探偵」。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で放送が延期となっていたが、14日から放送再開となる。(編集部・梅山富美子)

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