Bunkamuraル・シネマ、11日より再開 特別上映作品も
東京都渋谷区Bunkamura内にあるミニシアター「Bunkamuraル・シネマ」が6月11日より営業を再開。同日より『シェイクスピアの庭』『在りし日の歌』の上映を再開するほか、『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』を特別上映する。
新型コロナウイルス感染症対策のため、4月7日より全館休館していたBunkamura。ル・シネマでは再開にあたって「お客様に安心して文化芸術鑑賞を楽しんでいただけるよう、お客様、出演者、運営スタッフならびに従業員の健康と安全確保を第一に考え、より一層、新型コロナウイルス感染症対策に最善を尽くして取り組んで参ります」とコメント。「複合文化施設らしいライヴ感」を届けるため、2016年夏に大ヒットしたドキュメンタリー『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK ‐ The Touring Years』を、特別料金1,300円均一で上映する(ドキュメンタリー本編のみの上映)。
感染防止対策として、接客スタッフはマスクやフェイスシールド着用するほか、対面カウンターに透明ビニールカーテンやアクリル板を設置。スタッフは手洗いや手指のアルコール消毒をこまめに行い、出勤時に検温や健康チェックを行い、発熱、風邪症状、嗅覚異常や味覚障害のある場合は勤務しない。館内の化粧室、手摺りなどの次亜塩素酸ナトリウムを使用した消毒清掃、換気を定期的に行う。
来場者はマスク着用が必須。館内への入場は正面(南口)エントランスから。入場時、サーモカメラで体表面温度の非接触測定を実施する。また緊急時に備え、来場者には氏名・連絡先を確認し、保健所などの公的機関からの要請により情報を提供する場合がある。
チケットの販売は、オンラインは上映前日の19時から。カウンターでの引き取りは休止し、カウンターでの発券が不要なQRチケットのみとなる。劇場窓口では上映当日の開館時間(10時)から。シネマビュッフェは休止し、チケットカウンターでペットボトル(常温)のみ販売する。(編集部・石井百合子)