モンスタープロレスの幕が上がる！アニメ『モンスターズ・リーグ』日本公開決定

　巨大モンスター同士によるリング上のバトルを描いた、パラマウント・ピクチャーズの新作アニメーション『モンスターズ・リーグ』が、2021年の春に日本公開されることが決定し、特報映像が公開された。（注：『モンスターズ・リーグ』の劇場公開中止に伴い特報映像を削除しました）

　舞台となるのは、モンスターと人間が仲良く共存し、モンスター同士で強さを競う格闘技「モンスターズ・リーグ」が開催されている架空の世界。それぞれの街には、野球チームのように地域を代表するモンスターが存在しており、住民も自分の街のモンスターを大事に思い、心から尊敬している。

　そんな本作の主人公は、強いモンスターもいない小さな街・ストーカーで暮らす、16歳の人間の少女ウィニー。ある時、でっぷりとしたおなかがキュート（？）な，のんびり屋のモンスター・スティーブに、恵まれた体格とダンスの才能を見出したウィニーは、彼を最強のチャンピオンにするべく、特訓をつけはじめる。

　公開された特報映像には、強さとカリスマ性を備えたスターモンスター・テンタキュラーが登場。テンタキュラーが舞う、きらびやかにショーアップされた「モンスターズ・リーグ」の会場は、アメリカの人気プロレス団体WWEの興行そのままだ。果たして、街の住民からも全く期待されず、懸垂の一回もできないスティーブは、手ごわいライバルモンスターたちを蹴散らし頂点に立つことができるのか。少女とモンスターの、友情と再生の物語にも注目だ。

　『シュレック』シリーズや『モンスターVSエイリアン』などでストーリー・アーティストを務めたハーミッシュ・グリーブ監督が、見た目も性格も個性豊かなモンスターたちが、レスリングをはじめ、テコンドー、相撲など様々な格闘スタイルで魅せるモンスターバトルを活写。『マネーボール』『ワールド・ウォーZ』や『ランゴ』を手掛けたマーク・バクシがプロデューサーを務めた。（編集部・入倉功一）

映画『モンスターズ・リーグ』は2021年春全国公開