マ・ドンソク兄貴、映画館のソーシャルディスタンスパネルに
映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』『犯罪都市』などのマ・ドンソクが、映画館のソーシャルディスタンスパネルになった。
これは、7月17日に公開となる新作映画『悪人伝』のソーシャルディスタンスパネル。現在、映画館では新型コロナウイルス対策として席を1席ずつ空けて販売していることを逆手に取り、空いた座席に本パネル設置することで、同作主演のマ・ドンソクが隣の席に座っているかのような疑似体験をすることができるという仕様だ。苦境の中にあっても映画ファンに少しでも楽しんでもらえれば、という映画館の人々の思いにより実現した。
マ・ドンソクパネルの設置を決めたシネマート新宿／心斎橋の番組編成担当・野村武寛氏は「間違った席に座ったら、マブリー（マ・ドンソクの愛称）に怒られるかも！ めちゃくちゃ威圧されますよ!! 是非体験してみてください!!!」と語っている。本パネルは、東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋、福岡・KBCシネマの全国3劇場にて6月19日より順次設置予定だ。
『悪人伝』はカンヌ国際映画祭ミッドナイト・スクリーニング部門で上映されて話題を呼び、本国韓国では観客動員数300万人超えのヒットを記録したバイオレンスアクション。何者かにめった刺しにされた極悪組長（マ・ドンソク）が暴力刑事（キム・ムヨル）と協力し、無差別殺人鬼（キム・ソンギュ）を追うさまを描いている。シルヴェスター・スタローンによるハリウッドリメイクも決まっている。（編集部・市川遥）
映画『悪人伝』は7月17日よりシネマート新宿ほかにて公開