ランボー声優ささきいさお、お酒でスタローンの声作り!
17日、シルヴェスター・スタローンの代表作『ランボー』シリーズの第5弾『ランボー ラスト・ブラッド』の公開直前プレミアイベントが都内にあるアキバシアターで実施され、ささきいさお、武田真治、ケンドーコバヤシ、花澤香菜が参加。本シリーズの日本語吹替版で主人公ランボーの声を長年務めてきたささきが、お酒をつかった“スタローンの声作り”について語った。
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同作は数々の戦いを終えて故郷アリゾナで平穏な毎日を送っていたジョン・ランボーが、人身売買カルテルにさらわれた友人の孫娘を救い出そうと立ち上がる。武田とケンドーコバヤシはカルテルを率いるマルティネス兄弟役、花澤はカルテルに誘拐されてしまうガブリエラ役で日本語吹替版に参加している。
シリーズのラストを飾る作品ということでささきは「最初にやった頃から40年。最初のランボーは5人くらいの方がやっていて、中には渡辺謙さんもいたんです。それだけスタローンの声はどんな人の声を当てたらいいのか悩んだみたいです」と回顧。「スタローンの声は低音でささくれ立って濁った声なので、最近は声を作るのにお酒を飲んで騒いでみたり。最後のシリーズはこの時期なので、一人で飲んで夜中に騒いでみました(笑)」と紹介した。
そして「40年同じ役者の声をあてられるのはとても幸せなことです」と話し、「ランボーをこれから見られなくなってしまうのは悲しいけど、最後にふさわしい作品となったんではないかと思います。日本語版のできが良いので、ぜひ日本語版もお楽しみください」とメッセージを送った。
ランボーの大ファンでこの日はランボーのコスプレで登場した武田は「僕らを40年に渡り勇気づけてくれたランボーが見納めになります。ぜひ、この時期ですが劇場で最後の雄姿を観ていただけたらと思います」と作品をアピールした。(編集部・海江田宗)
映画『ランボー ラスト・ブラッド』は7月10日より全国公開