ザック・スナイダー版『ジャスティス・リーグ』初映像!悪役ダークサイドが登場
映画『ジャスティス・リーグ』(2017)を途中で降板したザック・スナイダー監督が本来構想していたディレクターズカット版(通称:スナイダー・カット)のティザー映像が、現地時間18日、動画配信サービス「HBO Max」のYouTubeチャンネルで初公開された。
劇場版にないシーン!スナイダー版『ジャスティス・リーグ』ティザー映像【動画】
『ジャスティス・リーグ』製作中に最愛の娘が自殺し、その悲しみを癒すため同作を降板したスナイダー監督。作品は、後任のジョス・ウェドン監督が再撮影・編集を経て完成させたが、それはスナイダー監督の構想した内容とは大きく異なっていた。2021年に「HBO Max」で配信されるスナイダー・カットは、スナイダー監督の手によって再構築された、まさに完全版『ジャスティス・リーグ』だ。
公開されたのは、劇場公開版には含まれていないシーン。たいまつを持ったワンダーウーマン(ガル・ガドット)が見つめているのは、全宇宙の生物を支配しようと目論む悪役ダークサイドが描かれた遺物だ。ダークサイドは劇場公開版に登場予定だったが、最終的にシーンが全カットされており、スナイダー・カットで満を持しての登場となる。
スナイダー・カットの配信形式は明かされておらず、報道では4時間に及ぶ長編映画や複数のエピソードで構成されたミニシリーズになる可能性もあると伝えられている。なおスナイダー監督は、日本時間8月23日午前2時からスタートするバーチャルイベント「DC FanDome(DCファンドーム)」に本作を引っ提げて参加すると発表しており、イベントでの更なる情報公開を予告している。(編集部・倉本拓弥)