『ドクター・ドリトル』豪華な吹替声優に注目!
新型コロナウイルス感染拡大による公開延期を乗り越え、19日に初日を迎えた映画『ドクター・ドリトル』。動物と会話ができる変わり者の名医・ドリトル先生の冒険を描いた本作の日本語吹替版には、豪華な声優キャストが集結している。
作家ヒュー・ロフティングの児童文学シリーズを『アイアンマン』などのロバート・ダウニー・Jr主演&製作総指揮で映画化した本作。ドリトル先生は病に倒れた若き女王を救うため、個性豊かな動物たちと一緒に旅に出る。
主人公のドリトル先生の声を担当したのが「クレヨンしんちゃん」野原ひろし役、『アベンジャーズ』シリーズのアイアンマン=トニー・スターク役などで知られる藤原啓治さんだ(今年4月12日に逝去)。藤原さんはボイスキャスト発表時、「にぎやかで子どもから大人まで楽しめる作品です。キャラクターもそれぞれに個性があるし、ロバート・ダウニー・Jrも楽しんで演技している様子がうかがえますね」と作品についてコメントしていた。
藤原さんを筆頭にオールスターとも言える吹替キャストが集結しており、オウムのポリネシア役で石田ゆり子、ダチョウのプリンプトン役で八嶋智人、ゴリラのチーチー役で小野大輔、アヒルのダブダブ役で朴路美、犬のジップ役で斉藤壮馬、シロクマのヨシ役で中村悠一、リスのケヴィン役で黒田崇矢、キツネのチュチュ役で沢城みゆき、キリンのベッツィ役で花澤香菜、トラのバリー役で池田秀一。
マフィアのアリ役で霜降り明星(粗品、せいや)、アリのドン・カーペンテリノ役で井上和彦、トンボのジェームズ役で杉田智和、海賊王のラソーリ役で大塚明夫、フクロモモンガのミニー役で茅野愛衣、ウサギ役で諏訪部順一、ドリトルの旅路を邪魔するブレア・マッドフライ役で大塚芳忠、バッジリー伯爵役で森功至という豪華な布陣が実現した。
ほかにも林卓、遠藤璃菜、増田俊樹、武内駿輔、沢城千春、福原綾香、橘龍丸、瀬戸麻沙美、泊明日菜が参加している同作。『ケイティ』『ゴールド/金塊の行方』などのスティーヴン・ギャガンが監督を務め、オリジナル版のボイスキャストにはトム・ホランド、ラミ・マレック、エマ・トンプソン、セレーナ・ゴメスらが参加している。(編集部・海江田宗)
映画『ドクター・ドリトル』は全国公開中