「サイバーパンク2077」スピンオフアニメが決定!監督は『プロメア』今石洋之
俳優キアヌ・リーヴスも出演する新作ゲーム「サイバーパンク2077」(11月19日発売)のスピンオフアニメシリーズが、2022年にNetflixで配信されることが決定した。監督には『プロメア』の今石洋之が就任している。
「サイバーパンク2077」主人公のバイクにまたがるキアヌ・リーヴス【画像】
「サイバーパンク2077」は、巨大都市ナイトシティを舞台に、主人公V(ヴィー)の物語が展開するオープンワールド型のアクションアドベンチャー。アニメは「サイバーパンク エッジランナーズ(原題)」というタイトルで、ゲームと同じ世界を舞台に、アウトローの傭兵になる道を歩んだ少年の姿を全10話構成で描く。
アニメは、Netflix、ゲームの権利元である CD PROJEKT RED、日本のアニメーションスタジオTRIGGERが協力して制作。今石監督を筆頭に、TRIGGER代表取締役社長の大塚雅彦が副監督、吉成曜と金子雄人がキャラクターデザイン、若林広海がクリエイティブディレクター、宇佐義大がシリーズ構成を務める。劇伴制作には、「サイレントヒル」シリーズで知られる山岡晃が抜てきされた。
「サイバーパンク2077」ゲームディレクターのアダム・バドウスキー、大塚社長、今石監督のコメントは以下の通り。(編集部・倉本拓弥)
アダム・バドウスキー(「サイバーパンク2077」ゲームディレクター)
「サイバーパンク2077」の世界を舞台にしたアニメの制作を発表できて、とても嬉しく思っています。私たち開発チームの誰もがサイバーパンク作品を見て、読んで、遊んで、夢中になっています。サイバーパンクのジャンルは創造性の余地が大きく、私たちに強い影響を与えてくれました。「サイバーパンク エッジランナーズ(原題)」は、そんなサイバーパンクジャンルそのもの、そしてアニメーションという表現媒体に対する、私たちからのラブレターです。
大塚雅彦(副監督)
世界中のゲームファンから熱狂的に支持されている CD PROJEKT RED の期待の新作「サイバーパンク2077」の世界観を共有した全10話の新作オリジナルアニメシリーズをトリガーで制作できることになり興奮しています。最高のゲームのアニメ化にプレッシャーも感じていますが、それ以上にこの魅力的な挑戦へ闘志を燃やしており、今石監督によるテレビシリーズでは表現できないハードなアクションのアイディアも練っているところでこのコラボレーションを必ず成功させたいと思っています。
今石洋之(監督)
サイバーパンクは大好きなジャンルですが、オリジナルの作品としてはなかなか作れない題材だったので、今回 CD PROJEKT RED と一緒に制作できることが嬉しい。ゲームの完成度が素晴らしい分、ゲームのファン、アニメのファンの両方を納得させるのは簡単でないが、だからこそのやり甲斐を感じているし、制作も楽しめている。期待を裏切らず越えていけるように、精一杯取り組んでいきたいと思っています。