「エール」寅田熊次郎が話題!演じる坪根悠仁に注目
NHKの連続テレビ小説「エール」(月~土、総合・午前8時~ほか)に、これが俳優デビューとなる坪根悠仁(つぼね ゆうと)が寅田熊次郎役で登場し、注目を浴びている。
窪田正孝が主演を務め、二階堂ふみがヒロインを演じる本作は、「栄冠は君に輝く」「六甲おろし」などのヒット曲を生み出した作曲家・古関裕而と、歌手としても活躍した妻の金子をモデルに、音楽とともに生きた夫婦の姿を映し出す。
坪根が本作で演じる寅田熊次郎は、山崎育三郎ふんする佐藤久志や、古川雄大演じる御手洗清太郎が参加したレコード会社のスター発掘オーディションで登場。オーディションでは堂々と歌うシーンが流れたことで、「この子誰?」「新人なんだ!」などとSNSで話題を呼んだ。
そして、本日26日の放送回では、オーディションに合格した熊次郎が、嫌味たっぷりな性格をあらわに。結果に納得できず、レコード会社に乗り込んだ久志にいきなり頭突きをしたり、古田新太演じるレコード会社のディレクター・廿日市にも不遜な態度をとったりと、短い登場ながらも存在感を見せた熊次郎。Yahoo!リアルタイム検索のトレンド入りを果たすなど、反響があった。
本作で俳優デビューした坪根は、2018年に第31回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞と明色美顔ボーイ賞に輝いた福岡県出身の二十歳。中学時代からはバンド活動を行い、地元福岡の音楽専門学校で勉強していたという。今後の目標については、「今回演じたような役柄だけでなく、サイコパスな役でも、3枚目なキャラクターでも演じられるようになりたいです」と語っていた。(山田貴子)