ノーラン新作『TENET テネット』全米公開が再び延期
米ワーナー・ブラザースが、クリストファー・ノーラン監督最新作『TENET テネット』の全米公開日を7月31日から8月12日に延期したと、Varietyほか各メディアが報じた。
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『TENET テネット』は当初、7月17日に全米公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開日が2週間後ろにずれ込んだ。新型コロナで大打撃を受けた映画館を救う起爆剤として期待されていた本作だが、観客の安全を考慮して再度延期になってしまった。
米ワーナーは、メディアに宛てた声明で「ワーナー・ブラザースは、映画館の準備が整い、公衆衛生当局がGOサインを出し次第、『TENET テネット』をスクリーンでお届けできるように最善を尽くしています」とコメント。公開日を週半ばに設定、長期間にわたる劇場上映など、従来の形式に囚われない戦略を立てていると明かしている。
『TENET テネット』は、未来に起こる第3次世界大戦を防ぐために活動するエージェントの姿を描いたタイムサスペンス。主演はデンゼル・ワシントンの息子として知られるジョン・デヴィッド・ワシントンで、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、ディンプル・カパディア、アーロン・テイラー=ジョンソン、クレマンス・ポエジー、ケネス・ブラナー、マイケル・ケインら豪華キャストが脇を固める。日本公開は9月18日を予定しているが、延期等の発表はまだない。(編集部・倉本拓弥)