残虐さを極めた惨劇へ…実話を基にした映画『ゲット・イン』
フランスで実際に起こった住居占拠事件を基にした凄惨なバイオレンスサスペンス映画『ゲット・イン』が、ヒューマントラストシネマ渋谷にて開催中の「未体験ゾーンの映画たち2020 延長戦」で公開されている。
『ゲット・イン』は、バカンス中に使用人に家を占拠されて憤慨する男が、ある怪しい人物との出会いをきっかけに内なる暴力性をむき出しにしていく物語。その人物に引き込まれた争いは、残虐さを極めた惨劇へと発展していく。
メガホンを取ったのは、『テリトリーズ』『プリズン・ルーム』などのオリヴィエ・アブー。人間の内に潜む悪意と暴力性を過激なほど見せつけるストーリーに仕上げた。(編集部・小松芙未)