『シュレック2』監督ケリー・アズベリーさん、60歳で死去
アニメーション映画『シュレック2』(2004)などを監督したアニメーターのケリー・アズベリーさんが、現地時間26日、がんのため60歳で亡くなった。The Hollywood Reporter ほか各メディアが報じた。
同サイトによると、ケリーさんは近年がんを患って闘病を続けており、カリフォルニア州の自宅で息を引き取ったという。ケリーさんは、1960年米・テキサス州生まれ。1983年にアニメーターとしてキャリアをスタートさせた後、『スピリット』(2002)、『シュレック2』(2004・コンラッド・ヴァーノン&アンドリュー・アダムソンと共同監督)『ノミオとジュリエット』(2011・日本未公開)、『スマーフ スマーフェットと秘密の大冒険』(2017)といった作品を監督。昨年も、ケリー・クラークソンが声優を務めた新作『アグリードールズ(原題) / Uglydolls』を発表していた。
また、ケリーさんはアニメーターとして、ディズニー映画『リトル・マーメイド/人魚姫』(1989)や『美女と野獣』(1991)に携わったほか、ティム・バートン製作の『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』(1993)にも参加している。
『シュレック』シリーズのドリームワークス・アニメーションは、公式Twitterでケリーさんを追悼。「ケリーさんのレガシーと才能は、彼の作品でこれからも生き続けます」とつづっている。(編集部・倉本拓弥)