Netflix「呪怨」ドラマ版、謎の女が迫りくる恐怖映像公開
ホラー映画『呪怨』シリーズをNetflixで初めて連続ドラマ化する「呪怨:呪いの家」(7月3日配信スタート)から、新人タレントのはるか(黒島結菜)と恋人(井之脇海)が忌まわしい怪奇現象と遭遇する本編映像、不気味な影などを収めたショッキングな場面写真が公開された。
2000年に清水崇監督によるオリジナルビデオ版が発表されて以来、劇場版、ハリウッドリメイク版など約20年にわたってシリーズ化されてきた『呪怨』。全6話の連ドラ版「呪怨:呪いの家」では、『きみの鳥はうたえる』などの三宅唱監督が初めてホラーに挑戦。悪霊・伽椰子と俊雄の母子のモデルとなった人物や、一軒の家にかかわった人々がおぞましい惨劇に巻き込まれていく展開などシリーズの特徴を踏襲しつつ、実話を交えたストーリーが展開。物語の舞台となる1980年代から90年代の日本を再現している。
新たに公開された本編映像は、夜中になると自宅で聞こえる謎の足音に悩まされていたはるか(黒島)に、恋人の哲也(井之脇)がある告白をするところから始まる。哲也がただならぬ様子で「変な家に行ってしまった。行ってはいけなかった」と話を切り出すと、はるかの後ろを指さし「あそこ、開いていたっけ?」と不穏な発言。やがて「ドンドンドンドン」と謎の足音が聞こえ、白い服、長い髪の女が何かをつぶやきながら現れる。
動悸が激しくなり、腰を抜かし、悲鳴をあげながら女から逃げ惑う哲也。朝ドラ「ひよっこ」やドラマ「義母と娘のブルース」など近年めきめきと頭角を現し、今後ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」や映画『砕け散るところを見せてあげる』などの新作が控える井之脇の迫真の演技が見もの。三宅監督とは2017年の映画『密使と番人』でも組んでいる。
ヒロインのはるかを演じる黒島は、『呪怨 -終わりの始まり-』(2014)、『呪怨 -ザ・ファイナル-』(2015)に続いてシリーズ3作目の出演を果たし「人や時間が複雑に絡み合っていて、これは丁寧にやらなければいけないなという緊張も感じましたが、私の演じるはるかがすごく自分好みの子だったので、早く現場に入りたいという気持ちが強かったです」と演じる前から期待感を抱いていたことを明かしている。(編集部・石井百合子)