マーベル新作『シャン・チー』今月中に撮影再開へ!
マーベル・スタジオ製作の新作映画『シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス(原題) / Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings』の撮影が、7月中の再開に向けて調整されていると、Deadlineが報じた。
今年2月からオーストラリアで撮影がスタートした本作は、製作途中で監督のデスティン・ダニエル・クレットンが、自身の子供への影響を考慮して、新型コロナウイルス検査を実施(結果は陰性)。第1班による撮影が、一時休止する事態が起きていた。その後、米ディズニーは新作映画・ドラマの製作を休止したため、本作も撮影がストップしている。
同サイトによると、撮影はオーストラリアのフォックス・スタジオで再開される見込みで、マーベルは慎重に準備を進めているという。現地のガイドラインに従い、映画のキャストやクルーはオーストラリア到着後、指定の施設で一定期間隔離されることになる。
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のフェーズ4にラインナップされている本作は、MCU初のアジア系ヒーロー、シャン・チーが主人公として描かれる。シャン・チーを中国出身のカナダ人俳優シム・リウ、悪役マンダリンを『インファナル・アフェア』などのトニー・レオンが演じるほか、『クレイジー・リッチ!』などのオークワフィナも出演する。2021年5月7日全米公開予定。(編集部・倉本拓弥)