新バットウーマンが決定！初の黒人女優に
DCドラマ「BATWOMAN／バットウーマン」の新たな主演にジャヴィシア・レスリーが決まった。バットウーマンを黒人女優が実写テレビドラマ・映画で演じるのはこれが初めて。ジャヴィシアは「バットウーマンというアイコニックな役柄をテレビで演じる初の黒人女優となれたことを、非常に誇らしく思います。そしてバイセクシャルの女性として、LGBTQ+コミュニティーの先駆けとなったこの画期的な番組に参加することができて光栄です」と声明を出した。
「BATWOMAN／バットウーマン」は、レズビアンのスーパーヒーローの活躍を描くDCドラマ。女優のルビー・ローズがケイト・ケイン／バットウーマン役を務めていたがシーズン1をもって降板しており、シーズン2ではドラマ「ゴッド・フレンデッド・ミー（原題） / God Friended Me」などのジャヴィシアがその後を継ぐことになった。
ジャヴィシアが演じるのは、新たなバットウーマンとなるライアン・ワイルダー。過去にはドラッグの運び屋をしていたライアンは自身のバンで植物と暮らしており、野良猫のためにミルクを盗むかと思えば、素手で人を殺せる危険な戦士で、いわゆる“アメリカのヒーロー”とは一味違うタイプなのだという。彼女も前バットウーマンのケイト・ケインと同様にレズビアンだ。
新バットウーマンの決定に前任者であるルビーは「素晴らしい!! バットウーマンが素晴らしい黒人女性によって演じられることをとてもうれしく思います」とInstagramに投稿。同番組のキャストとクルーはいい人ばかりだとつづり、「シーズン2を観るのが待ち切れません。あなたはきっと素晴らしいバットウーマンになるでしょう!!」とジャヴィシアに祝福のメッセージを贈った。シーズン2はアメリカで来年1月に放送開始予定。（編集部・市川遥）