男も女も惚れる!かっこよすぎな『オーシャンズ8』ケイト・ブランシェット伝説
日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」で地上波初放送中の映画『オーシャンズ8』(10日夜9時~)で、主人公デビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)のクールな右腕ルー役で圧倒的なカッコよさを発揮しているのが大女優ケイト・ブランシェットだ。そんなケイトには男も女も惚れてしまう、かっこよすぎるエピソードがたくさん! いくつかご紹介したい。
オーランド・ブルーム、ケイト・ブランシェットに恋していた!
俳優のオーランド・ブルームもケイトの魅力にやられた一人だ。二人は映画『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズで美しきエルフ族のレゴラスとガラドリエルを演じていた。2018年にトークショー「The Late Late Show with James Corden」に出演した際、ケイトと『ロード・オブ・ザ・リング』の撮影で初めて会った時のことを聞かれると、オーランドは「恋していた。レゴラスもガラドリエルのことが好きで、僕もめちゃくちゃ恋していた」と突然告白!
ケイトが「それはキャラクターとしてってことでしょう?」と正そうとするも、「違う、違う、僕がだよ!!!!」とヒートアップしたオーランド。オーランドいわく、当時彼は演劇学校を出たばかりの21歳で、年上のケイトに思いを伝えることなどできず、「ただ歩き回って、部屋の隅の方から彼女を見ていた」のだという。ケイトが撮影に参加したのは3週間と短かったが、オーランドにとっては深く心に残る共演だったようで「君は特別な弓をくれた。大切にしたよ」と劇中でのことをうっとり語ってケイトをまごつかせた。
ルーニー・マーラもぞっこんで顔真っ赤!
女性同士のラブストーリーを描いた『キャロル』では、相手役を務めた女優のルーニー・マーラ(『ドラゴン・タトゥーの女』など)もケイトの虜に。共演シーンについてルーニーが「ケイトの肌は男性と比べて柔らかかったから、とてもドキドキしたわ」と振り返ると、ケイトは「あなたのためだけに、胸毛をワックス脱毛したからよ」とジョークで応じ、ルーニーは顔を真っ赤に! 「ケイトはまるで女神のようで素晴らしかった! 13歳で『エリザベス』を観てからケイトのファンだから光栄だったわ。でも彼女のことを尊敬しすぎて共演するのが怖かった」と話すほどの惚れっぷりだった。会見ではケイトがルーニーに「スウィートハート」と呼び掛けて発言を促し、優しくリードする一幕も!
ユーモアセンスの高さに世界の記者たちもメロメロ
ユーモアのセンスも抜群のケイト。第67回カンヌ国際映画祭でのアニメーション映画『ヒックとドラゴン2』の会見では、『ブルージャスミン』で2度目のオスカーを獲得した後とあって「子供たちはオスカー像と遊んでいますか?」という質問が上がると、「もちろん! 毎日オスカー像を引っ張り出してきては、15分間殴らせているわ」とユーモラスに回答。バングラデシュの記者が「ぜひバングラデシュに来て下さい! あなたを招待します!」と熱い思いをケイトにぶつけると、すかさず「後で電話番号を教えておくわね!」と返し、原題(『How to Train Your Dragon』)にかけて「あなたのドラゴンをトレーニングしてあげるわ」と続けて爆笑をさらった。
年齢を重ねることにも不安はない!
現在51歳で、4人の子供たちの母でもあるケイト。2018年の Harper’s Bazaar 誌のインタビューでは、年齢を重ねることについて聞かれると「この世に存在する者として考えることは確かにあるけど、仕事に絡めて考えることは決してないわ。自分のためだけじゃなく、後ろに控えている(若い)人たちのためにも、目の前のドアを壊して新たな機会を作っていかなきゃいけない。考えがあるとしても仕事についてじゃなくて、もっといろんな人生を経験してみたいってことよ」ときっぱり!
また、仕事と家庭の両方については、同時に全力を尽くしていたらおかしくなってしまうとStella誌にコメント。「正直、それ(仕事と家庭を両立できる可能性)って女性が自己嫌悪を抱くことに繋がる都市伝説よね。だから私は子どもたちや友人に『ごめんなさい、今日は調子が悪いの』って言うことがあるわ』」と欠点があれば謝って次に進むことを学んだと語り、「未来の失敗に繋がらない限り、謝るって役に立つことだと思う。でもそもそも人生における失敗は、順調に前に進んで行くためのきっかけでもあるの」。含蓄のあるアドバイスです。
レッドカーペットで4年前のドレスを着回し!
常にレッドカーペットのベストドレッサーに名を連ねるオシャレなケイトは、第71回カンヌ国際映画祭のオープニングセレモニーで4年前に着用済みのアルマーニのドレスを再び着たことも話題に。これは環境に配慮した「持続可能性(サステナビリティ)」の精神をサポートするケイトの判断! ケイトのスタイリストは「わたしたちは、同じドレスは2度着られないというレッドカーペットでのバカげた考えに異議を唱える必要があります。美しい服は一生モノなのです」とコメントしていた。美しさとメッセージ性を両立したケイトのかっこよさに、多くの称賛の声が集まった。
今後は人気ゲーム「ボーダーランズ」の実写映画版で、アクションヒロインとして主演を務めることも決まっているケイト。次はどんなかっこいい姿を見せてくれるのだろうか?(編集部・市川遥)