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吉沢亮主演の大河「青天を衝け」草なぎ剛が徳川慶喜役!玉木宏、岡田健史ら20名のキャスト発表

草なぎ剛
草なぎ剛

 吉沢亮主演の大河ドラマ「青天を衝け」(NHK・2021年放送)の新キャスト20名が10日、NHKより発表され、草なぎ剛が徳川慶喜役を務めることが決定した。草なぎは、「みなさんの記憶に深く残る徳川慶喜にしたいです。慶喜役は、僕の人生にとっても大きな役になると思います。全力をもって挑みたいと思っています」とコメントを寄せている。

【写真】「青天を衝け」新キャスト20名はこの人たち!

 大河ドラマ第60作の主人公は、新一万円札の顔としても注目を浴びる渋沢栄一。幕末から明治の時代に、挫折を繰り返しながらも、高い志を持って未来を切り開くさまを描く。今回、吉沢ふんする栄一に関わる人を演じるキャストが発表された。

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 栄一の父親・市郎右衛門役に小林薫、母親・ゑい役に和久井映見、姉・なか役に村川絵梨、妹・てい役に藤野涼子が決定。渋沢一族の一家である「新屋敷」の長男で栄一の従兄・喜作役に高良健吾、喜作の妻・よし役を成海璃子、栄一の従兄で下手計村にある尾高家の長男・尾高惇忠(新五郎)を田辺誠一、次男・長七郎役を満島真之介、惇忠、長七郎の妹でのちに栄一の妻となる千代役を橋本愛、末っ子の平九郎役を岡田健史が担う。

 さらに、水戸藩主・徳川斉昭を竹中直人、斉昭の側近・藤田東湖を渡辺いっけい、斉昭の側近・武田耕雲斎を津田寛治、徳川慶喜を草なぎ、慶喜の側近・平岡円四郎を堤真一、円四郎の妻・やすを木村佳乃、勘定奉行・川路聖謨を平田満、栄一に影響を与える砲術家・高島秋帆を玉木宏が演じる。

 ほか栄一の叔父で、渋沢一族の中で最も財をなした「東の家」の当主・宗助役を平泉成、宗助の妻・まさ役を朝加真由美が担当する。なお、村川、藤野、岡田、朝加は、本作が大河ドラマ初出演となる。

 物語は、武蔵国榛沢郡血洗島村(現在の埼玉県深谷市)から始まり、栄一と慶喜の物語がパラレルに展開するという。(編集部・梅山富美子)

コメント全文

■吉沢亮
これほど豪華で、実力のある先輩方と共に作り上げる「青天を衝け」。とても楽しみです。
実業家として決して道徳を忘れることなく、常に周りの人々の幸せを思い行動した渋沢栄一のように、視聴者の方々を含め、この作品に関わった全ての人に少しでも幸福が訪れるような、愛のある大河ドラマになればと。自分にとって最大の挑戦。皆様、御手柔らかにお願いします。お楽しみに!!

■小林薫
今回、ドラマ「青天を衝け」では栄一の父・市郎右衛門をやらせていただきます、小林薫です。農民ながら勘や経験だけに頼る農業ではなく、自らデータを取り研究する人でちょっとした研究者や科学者のような人だった市郎右衛門さん。栄一に繋がる新進の人だったのかな。それでいて、藍玉作りに夢中になり「指も足もかかあの顔まで真っ青だい」と仲間に声を掛けると、栄一に「かっさまの顔は青くねぇよ」と突っこまれ「うるせ! ものの例えだ」と、嬉しそうに返す親子関係。フラットにして新進。収録を重ねながら学んでいきたいと思っております。

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■和久井映見
昔々の時代から今を生きる私達に繋(つな)がる、たくさんの人の思い、言葉、行動、縁。
人や時代の歴史のなかのひとコマひとコマを演じさせていただくこと、心して前に進まなければ、と思います。笑ったり泣いたり、心配したりホッとしたり、だれかのことを思い、生きる。その心のひとつひとつをイキイキと生きることができますように、頑張らなくっちゃと思います。大勢の皆様の思いが重なってできあがる大河ドラマ。どうぞよろしくお願い申し上げます。

■村川絵梨
初めての大河ドラマ出演が、連続テレビ小説「風のハルカ」でお世話になった大森美香さんの脚本という本当に光栄な形で叶います。心から嬉しいです。主人公、渋沢栄一と幼少期を共に過ごしてきた明るくて少し強いお姉さん。実際に証言されている事実が少ないからこそ大森さんの描くお姉さん「なか」を創造して、観てくださる皆さんにほっこりしてもらえるような家族を作っていけたらと思っています。

■藤野涼子
てい役にわくわくどきどきした気持ちを抱きながら、撮影に挑むことを楽しみにしています。ていは家族思いで、芯の通った力強い女性です。そんな彼女のように逞しく、エネルギッシュに役を演じていきたいと思います。また、役づくりのなかで少しずつ論語も学んでいきたいです! 茶目っ気のある可愛らしい面を兼ね備えたていを、家族のように温かく見守っていただけたらいいなと思います。私なりにていと向き合って、渋沢栄一の人生の軌跡をたどっていきたいです。

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■高良健吾
僕は幕末の時代を生きた人たちの命の使い方に学ぶ事が多くあります。例え過激であったとしてもこの国を想う力。きれいごとばかりではないからこそ、成し得たことや、常識とされる道から逸(そ)れて初めてわかる筋道があったと思います。過去の歴史は今に影響します。だからこそ、史実をもとに過去の時代を演じることに、しかも幕末から昭和初期を役で生きられることに身が引き締まる思いです。楽しみです。これからの世代へ、そして今の時代を生きるみなさまへの日々の励みになるような作品を目指したいです。

■成海璃子
男性社会の時代を生きた女性を大森さんがどのように描いてくれるのかとても楽しみです。よしという役を楽しみながら大切に演じたいと思います。

■田辺誠一
近代日本の基礎、経済的な成り立ちを確立した渋沢栄一、その栄一の兄貴的存在である尾高惇忠を演じます。江戸から明治への激動の時代。その時代の熱、そして尾高惇忠の国の将来を思っての行動、生き方を、史実に忠実に、時にドラマチックに表現して、その熱をお伝えできればと思っています。大河ドラマへの参加は、1998年の「徳川慶喜」、2007年の「風林火山」以来となりますが、1年間、突っ走りたいと思います。

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■満島真之介
愛と周囲の人との調和や関係性があってこその人生。「できるだけ多くの人に、できるだけ多くの幸福を与えるように行動するのが、我々の義務である。」と語った渋沢栄一の想いを胸に、キャスト・スタッフ一丸となって、新しい時代への道を開拓していけるよう、心身ともに健康で溌(はつらつ)と撮影に臨みます。時代の変わり目に生きた方々の力を借り、時代の変わり目に生きる我々が、時を超えて愛で繋がり、未来への光を灯(とも)すような大河ドラマにするために。

■橋本愛
実在した人を演じる時、一番に感じるのは生命の冒涜(ぼうとく)にならないように、という気持ちです。千代さんという女性がどんな風に戦い、何を大事にし、何を守ってきたかを、千代さんの魂と交信しながら、一年間演じ抜けたらと思います。

■岡田健史
この度、尾高平九郎役を授かりました岡田健史です。錚々たる、豪華な、役者の方々と一緒になって壮大な物語を作れることに感激すると共に感謝申し上げます。今、この時代に向けて、「青天を衝け」を通し、尾高平九郎を通じて、何を発信しようかと試行錯誤しながら役づくりしています。平九郎の“叫び”にぜひ注目していただければと思います。「青天を衝け」を、どうぞ楽しみにお待ちください。

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■平泉成
あの人の「語り」から始まるこのドラマ、1ページ目から心の臓をグサリと握られています。今と違い、士農工商という身分制度が有った時代に、農民で有りながら苗字帯刀を許されていた渋沢宗助が私の役どころ。農民を束ね、一族の長として村を治めてきた宗助は、後に日本の政財界に多大な力を発揮する、渋沢栄一の名付け親でもありました。栄一の人格形成に大きな影響を与えた大人の一人として、演じたいと思います。

■朝加真由美
今回「青天を衝け」に出演させていただくことが決まったその瞬間、嬉しさと緊張が走りました。大河ドラマという日本一のドラマ現場に入る。ジタバタした所で間に合わないとは思いつつ、今、台本を噛み締め、浴衣を着てお稽古させてもらっています。気持ちばかりが急がぬよう、大森美香さんや監督をはじめ、スタッフの皆様が作った戦場のなかで、しっかりと土を踏みしめ、渋沢まさという役をまっとうしたく存じます。

■竹中直人
「秀吉」(1996)そして「軍師官兵衛」(2014)に続き、再び大河ドラマに参加できること、とても嬉しく思っております。今回演じさせていただく徳川斉昭という人物……いったいどんな人間像になってゆくのか……!? スタッフの方々と斉昭について打ち合わせを進めてゆくうちに……なんと! かなり○○な人物であることに驚きました!「うおぉぉ……!」幕末のヒーロー徳川斉昭! 全身全霊で演じさせていただきます。今から撮影が楽しみでなりません!

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■渡辺いっけい
私の演じる藤田東湖は水戸藩主・徳川斉昭の側近として生涯を終えた人。感情の起伏の激しい斉昭の傍で時に主君を励まし、時に諭し、激動の時代を生きていきます。竹中直人さん演じる徳川斉昭を時に励まし、時に諭す……。収録が実に楽しみです。大森美香さんの脚本は歴史に名だたるどんな名将も大臣も全て血の通った生身の人間なのだと教えてくれ、毎週ワクワクしてきます。皆さま、どうぞお楽しみに。

■津田寛治
尊王攘夷の思いを胸に天狗党と運命を共にした武田耕雲斎を演じさせていただきます。耕雲斎はどんな思いで天狗党を率いて京に向かったのか、どんな思いで自分の命を犠牲にしたのか。幕末に散っていった命があるからこそ、当時の日本は最小限の犠牲で変われたのだと思います。僕たちが今、日本人としての誇りをもって生きていけることに感謝しながら武田耕雲斎を演じたいです。

■草なぎ剛
今回発表された出演者の方々といっしょにお芝居ができることに幸せを感じています。いただいた台本からはエネルギーをすごく感じていて、パワーのあるストーリーを感覚を研ぎ澄ませて演じ、みなさんの記憶に深く残る徳川慶喜にしたいです。慶喜役は、僕の人生にとっても大きな役になると思います。全力をもって挑みたいと思っています。

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■堤真一
台本を読ませていただき、わくわくしました! 僕が演じる平岡円四郎は、皆さんにはあまり馴染みがない人かもしれませんが、とても切ない人物で興味深い存在です。でも、この物語には、ほかにも魅力的な人物が数多く登場してきます。実はほかにもやりたいと思う役が多くて、困ったことに(笑)、ほかも演じたくてうずうずしているくらいです。今までの幕末大河ドラマとは、まったく違う新しい切り口で、とても躍動感のあるドラマになることは間違いないですね!

■木村佳乃
幕末の時代劇をやらせていただくのは、初めてです。大森美香さんと出会ってから、もうすぐ四半世紀を迎えようとしております。並ならぬ御縁を感じつつも新たな気持ちで緊張感を持って期待に応えたいと思います!

■平田満
実在の人物を演じる時はいつもプレッシャーを感じるのですが、あまり世間に知られていない人が大変動の時、何を感じ、どう生きたかという、厚みのあるドラマに参加できるのはとてもやりがいがあると思っています。ユーモアがあり、けれんみのない性格ながら、はからずも江戸時代の「しんがり」を務めることになった川路に、少しでも寄り添っていきたいと思います。

■玉木宏
久しぶりの大河ドラマ、楽しみにしています。そして「あさが来た」で、お世話になった脚本の大森美香さんの作品に出演出来ること、嬉しく思います。今回の役どころは訳あってお伝え出来ませんが、渋沢栄一に関わる謎めいた男を演じます。これから先の未来のために、今を一生懸命生きる人々が活き活きと描かれていて、現代にも通ずるメッセージが込められたドラマだと思います。楽しんで臨みたいと思います。

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