『ネバーエンディング・ストーリー』“幼ごころの君”女優が新作ファンタジー出演
1980年代を代表するファンタジー『ネバーエンディング・ストーリー』(1984)で、幼き女王“幼ごころの君”を演じたタミー・ストロナッハが、インディーズ製作となる子供向けの新作ファンタジー『マン&ウィッチ(原題) / Man & Witch』に出演すると The Hollywood Reporter が独占で報じた。
【画像】美少女!『ネバーエンディング・ストーリー』当時のタミー・ストロナッハ
同作にはストロナッハに加え、『グーニーズ』のショーン・アスティン、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のクリストファー・ロイドと、やはり80年代を代表する作品に出演した俳優が参加。さらに「パーソン・オブ・インタレスト」のマイケル・エマーソンやリー・パールマンら実力派が出演する。脚本はストロナッハの夫グレッグ・スタインブルナーが手掛け、監督を『ヒラリー・ダフ in 恋する彼女はスーパースター』(2012)のロブ・マーゴリーズが担当する。
製作陣によると本作は、1980年代のローファイファンタジーへ心温まるオマージュを捧げた、「ファンタジー世界への期待を満たしながら、同時にそれを覆すような」作品になるとのこと。映画・テレビ分野で数々のアニマトロニクスなどを手がける「ジム・ヘンソン・クリーチャー・ショップ」が制作した、話すガチョウやヒツジ、犬のパペットが登場。ストロナッハはパワフルで神秘的な魔女を演じ、製作総指揮も務める。新型コロナウイルスの影響で具体的なスケジュールやリリース日も定まっていないようだが、秋の終わりごろにも制作をスタートさせたい意向だという。
『ネバーエンディング・ストーリー』で世界的に知られたストロナッハは、両親の意向もあってハリウッドと距離を取り、主にダンサーとして活動。2010年に俳優でコミュニケーション・コンサルタントのグレッグと結婚し、翌年には娘に恵まれた。現在は振付師、ダンス教師、ヨガインストラクターを務めるほか、家族向けのエンターテインメント作品を制作する、ペーパー・カノア・カンパニーを夫と共同経営している。(編集部・入倉功一)