宮沢氷魚、チャリティーTシャツ発売!自ら削った版画でデザイン
俳優の宮沢氷魚が17日、オリジナルチャリティーTシャツを販売開始することを発表した。宮沢自らが削った版画をプリントしたデザインになるという。
今回、宮沢自身が企画立案し、商品をプロデュース。収益の一部がセーブ・ザ・チルドレンに寄付される予定となっている。発売されるTシャツのデザインは、宮沢が高校時代から趣味として続けている版画を使用したもので、リノリウムという板にイラストを描き、削って版画を作るという画法で制作された。前面には拡声器のイラストに「We will stand」というメッセージが添えられ、背面首下には魚のマークをプリント。イニシャルである「H.M」が隠れるデザインになっている。
今回の企画について宮沢は「世界を襲ったコロナウイルス、アメリカで起きた黒人男性の死亡事件、日本国内で大きな犠牲をもたらした自然災害。いてもたってもいられず、だいぶ前からこのチャリティーTシャツを作ろうと決めていました。『今こそ私たちが立ち上がり、団結し、共に歩きましょう!』という想いでこのデザインを作成しました。明るく平穏な未来のために、皆さんの力を貸してください」とコメントを寄せている。
昨年、ドラマ「偽装不倫」で一躍注目を浴び、今年は映画『his』で主演を務めた宮沢。渡辺謙との初共演も話題の舞台「ピサロ」に出演中だったが、新型コロナウイルスの影響で中断を余儀なくされた。今後の出演作として、映画『騙し絵の牙』が控えている。(編集部・大内啓輔)