「半沢直樹」7年ぶり“倍返し”に熱狂!大和田から新たな名ゼリフも
19日、日曜劇場「半沢直樹」約7年ぶりの新シーズンの初回が放送され、国内及び世界のTwitterトレンド1位を記録。市川猿之助をはじめとするヒールたちの“顔芸”のほか、7年ぶりに発せられた半沢直樹(堺雅人)の決めゼリフに反響が寄せられている(※一部ネタばれあり)。
前作の最終回で頭取からまさかの出向を命じられた大手銀行のバンカー・半沢だが、初回からいきなり出向先の子会社で危機に次ぐ危機を迎え、息もつかせぬ展開を見せた。出向先の東京セントラル証券で営業企画部長となった半沢は相変わらず受難の日々で、親会社の東京中央銀行からは不良案件を押し付けられ、社内では銀行からの出向組VSプロパー社員が対立。そんなある日、プロパー社員・森山(賀来賢人)が担当する大手IT企業「電脳雑伎集団」が、瀬名(尾上松也)率いるIT業界の雄「東京スパイラル」の買収を申し出る。買収における株式取得にかかる費用は1500億円以上。社内ではかつてない規模の案件に色めき立つが、突如電脳雑伎集団からアドバイザー契約を一方的に断ち切られ、半沢らはそのからくりを解き明かすべく奔走する。
前作では、半沢にとっての最大の敵は幼いころに父を追いやった大和田(香川照之)だったが、新たな敵として大和田の弟子である証券営業部長・伊佐山(市川猿之助)が登場。“半沢潰し”に執念を燃やし、半沢に奇襲をしかけまくる。さらに手ごわいのが伊佐山の上司で、頭取・中野渡(北大路欣也)の失脚を狙う副頭取・三笠(古田新太)。大和田や伊佐山と対照的にポーカーフェイスで、「人を刺すときは念入りに準備を、仕留めるときは一瞬で」など恐ろしい発言も。
視聴者が待ち焦がれた半沢の決めゼリフが登場したのはラスト数分でのこと。「やられたらやり返す! 倍返しだ。それがわたしのモットーなんでね」の文句に「鳥肌立った」「ワクワクした」と興奮の声が続々。そのほか「大事なのはどこで働くかではなく、どう働くかだ」といった名言もあった。一方、他の場面では大和田から、その対ともいえる新たな名ゼリフ「施されたら施し返す、恩返しです!」が飛び出した。
変わらず情報通として半沢を助っ人する同期の渡真利忍(及川光博)の姿も見られたほか、社内での「ごみのような扱い」に不満を漏らす森山(賀来)と、彼を叱咤激励する半沢とのコンビネーションも目立った。(編集部・石井百合子)