坂口拓が400人斬り！山崎賢人共演の『狂武蔵』予告
日本のアクションシーンを牽引し続ける、坂口拓が主演を務める映画『狂武蔵』（8月21日公開）の予告編が公開された。
本作は、『GANTZ』『キングダム』シリーズのアクション監督を務めた下村勇二がメガホンを取り、坂口がたった独りで400人の相手を斬り捨てる、77分ワンシーン・ワンカットでの撮影に挑戦した作品。9年前に撮影され日の目を見ずにいたが、公開に向けてクラウドファンディングなどを実施。77分に追撮した山崎賢人の出演部分などを加えた完成版（91分）が公開されることとなった。
宮本武蔵（坂口）に道場破りをされた面目を潰された名門・吉岡道場は、一門100人と金で雇った他流派300人で武蔵を襲う計略を練っていたが、突如現れた武蔵に襲われる。公開された映像では、たった一人で400人の侍を切り捨てる、鬼気迫る武蔵が映しだされる。また、『キングダム』で坂口と共演した山崎が登場。山崎は、親友・吉岡清十郎を武蔵に討たれたことにより深く悲しみ、その仇討ちに燃える、武士・忠助（ちゅうすけ）を演じる。武蔵の神業とも言える剣術に羨望を覚えつつも復讐に燃える忠助役の山崎にも期待が高まるところだ。
なお、映像には、物語の核となる77分の死闘シーンも多く盛り込まれており、本シーンの撮影開始5分で実際に指が折れ、肋骨も折れ、奥歯も砕け、死をも覚悟したという坂口の鬼気迫る姿を垣間見ることができる。撮影中に坂口は、共演者に対して「本気でかかってこい！ 手を抜いたら殺す！」と周囲に圧をかけ、リアルな緊張感のなかで撮影に臨んだという。（山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記）（編集部・梅山富美子）