トム・クルーズが宇宙で撮影する映画、ユニバーサルが配給か?
トム・クルーズが史上初の宇宙での長編作品の撮影に挑む新作アクション映画(タイトル未定)で、ユニバーサル・ピクチャーズが配給権の初期交渉に入ったとVarietyなどが報じた。
映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のダグ・ライマンがメガホンを取る本作で、主演のトムは5月から、NASA(アメリカ航空宇宙局)とアメリカの実業家イーロン・マスクが率いる宇宙開発企業スペースXと、宇宙での撮影について議論を交わしている。
現状ストーリーの詳細は明かされていないが、トムとライマン監督は、『オール・ユー・ニード・イズ・キル』と『バリー・シール/アメリカをはめた男』でタッグを組んだ際に構成のアイデアを話し合っていたようで、第1稿は出来上がっているようだ。
ただ、前例のない宇宙での撮影のため、保険の問題なども生じることになるが、いずれにせよ、トムは『ミッション:インポッシブル』シリーズ第7弾・第8弾の撮影を2作連続で終えてからでないと、本格的に関わることができないようだ。
現在は、その『ミッション:インポッシブル』シリーズも新型コロナウイルス感染拡大により2月から撮影が中断しており、9月から再開されることになっている。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)