ディズニー&ピクサー『ソウルフル・ワールド』新予告公開 謎に包まれた魂の世界が明らかに
ディズニー&ピクサーの新作『ソウルフル・ワールド』(12月11日公開)の新たな予告編が公開となり、謎に包まれたソウル=魂の世界が一部明らかになった。
『モンスターズ・インク』やアカデミー賞長編アニメ賞に輝いた『カールじいさんの空飛ぶ家』『インサイド・ヘッド』などを手掛けたピート・ドクターがメガホンをとる本作。舞台は、生まれる前に「どんな自分になるか」を決めるソウルの世界。そこではソウルたちが、夢や情熱、興味など“人生のきらめき”を見つけることで、人間の世界に生まれることができる。
予告編は、ニューヨークで一番有名なジャズクラブで演奏するチャンスを手に入れたジャズ・ピアニスト志望の音楽教師ジョーが、浮かれ気分で街を歩いている最中にマンホールへ落下するところからスタート。目覚めると、そこはソウルの世界。そこでジョーは、自分のやりたいことが見つけられず何百年もソウルの世界に留まっているこじらせソウルの22番と出会い、人生の素晴らしさを説くべく奮闘する。
何を試しても“きらめき”を見つけられず、「人生って、そんなに大切なものなの?」と人間の世界に行くことを躊躇する22番と、ジャズ・ピアニストになる夢を叶えるため何としても地上に戻りたいジョー。対照的な2人の交流が収められている。
本作は、今はピクサーのトップ(チーフ・クリエイティブ・オフィサー)となったピート監督が「本当にアニメーションを作るために生まれてきたのだろうか?」と疑問を持った時に生まれたという。(編集部・石井百合子)