成田凌、大倉忠義に耳かきをおねだり…『窮鼠はチーズの夢を見る』本編映像
大倉忠義と成田凌が共演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(9月11日公開)より、二人の“耳かきシーン”を切り取った本編映像が公開された。
大倉忠義&成田凌、自然体な演技が光る『窮鼠はチーズの夢を見る』本編映像
水城せとなの人気コミックを原作とする本作は、優柔不断な性格から不倫ばかりしてきた大伴恭一(大倉)と、久々に再会を果たした大学の後輩・今ヶ瀬渉(成田)の狂おしくも切ない恋を描く物語。『ナラタージュ』『劇場』などの行定勲が監督を務めた。
今回公開された映像は本編から切り取られたもので、恭一が今ヶ瀬に耳かきをしてもらう姿を収めたもの。夜、リビングで読書する恭一の膝に転がり込んできた今ヶ瀬が「耳かきして」と甘えるも、「嫌だよ」と冷たくあしらう恭一。そこで今ヶ瀬が「やってあげましょうか」と尋ねると、恭一は何の躊躇もなく「いいの?」と返事をし、今ヶ瀬も嬉しそうに「僕、上手いですよ」と笑顔で自分の膝をポンポンと叩く、というシーンが映し出される。
このシーンについて、成田は「やったことがないから怖かったですね。最初は耳の入り口付近をサワサワして様子を伺いながらやっていました(笑)。遠慮しすぎて大倉さんにはくすぐったい思いをさせてしまったかもしれないです」と撮影時の様子を振り返る。続けて「大倉さんに嫌われないように気を遣っている部分もありました。その気持ちが今ヶ瀬の気持ちとリンクしていたからなんです。とにかく嫌だと思われる瞬間を作らないようにしていましたね」と共演エピソードも明かす。
一方、成田との共演について「成田くんは、動きがしなやかで本当に可愛いかったですね。彼の持つ柔らかい空気感のおかげか、すごくリラックスして撮影できました。成田くんとはクランクインからクランクアップまで全く変わらない距離感で、そんな自然な立ち居振る舞いも良かったのかもしれません」と語る大倉。その言葉通り、自然体な雰囲気を醸し出す二人の演技を確認できる。(編集部・大内啓輔)