7日間で7万人動員!特撮『ファントミラージュ!』好調
23日に公開された『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~』が好調なスタートを切った。興行通信社が発表した土日2日間(7月25日~7月26日)の全国映画動員ランキングでは6位にランクイン、29日の営業終了時点で累計約7万人(配給発表)を動員している。
【動画】『劇場版 ひみつ×戦士 ファントミラージュ! ~映画になってちょーだいします~』予告編(ハイテンションVer.)
本作は特撮テレビドラマ「ひみつ×戦士 ファントミラージュ!」の劇場版。「ファントミラージュ」(以下、ファントミ)は、逆逆警察によってイケナイヤーにされた人たちのイケない心をちょーだいして平和を守っている正義の怪盗だ。
劇場版では、映画出演のオファーを受けたファントミが「よーし、それならみんなのハートがファンファンする映画にしよう!」と意気込む。だが、監督の黒沢ピヨシが逆逆警察のサカサーマに見つかり、イケナイヤーにされてしまう。「このままではイケてない映画になってしまうのだ!」と焦るファントミたちが動き出す。
配給によると観客層のメインは子どもとその親の番組ファンで、そのほかにキャストファンの20代男女も劇場を訪れているという。Twitterには「子どもとファンファンしてきました」「ファントミがピュアで可愛い」「ダンスがかっこいい」などの感想が寄せられている。
ドラマシリーズで総監督・監督を務めた『悪の教典』『無限の住人』などの三池崇史監督が映画版のメガホンを取った。ファントミラージュにふんする菱田未渚美、山口綺羅、原田都愛、石井蘭のほか石田ニコル、中尾明慶、黒石高大、ぺえ、ダンディ坂野、斎藤工らが出演。ファントミラージュになれる女の子を探しに人間の世界に来た、語尾に「っちぃ」をつけて話すくまの妖精・くまちぃの声を本田翼が担当している。(編集部・海江田宗)