ピクサー新作『ルカ』2021年夏！イタリア・海辺の町の友情物語

　映画『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』シリーズのディズニー&ピクサーは、現地時間30日、新作アニメ『ルカ（原題） / Luca.』を2021年のサマーシーズンに公開すると、公式Instagramなどを通じて発表した。

　映画はイタリア・リビエラの海辺の町が舞台となり、ルカという名の少年が、新たな友人たちと忘れられない夏を体験する姿を描くという。監督は『メリダとおそろしの森』（2012）と同時上映された短編『月と少年』のエンリコ・カサローザが務める。

　カサローザ監督は、ストーリーボードアーティストとして、『レミーのおいしいレストラン』（2007）、『カールじいさんの空飛ぶ家』（2009）に携わるなど、長年ピクサーで活躍してきた人物。自身もイタリア出身であり、Deadlineほか各メディアあての声明で「この映画は、とても個人的な物語になります。それは、僕が育ったリビエラが舞台というだけではなく、映画のコアが友情をたたえるものであるからです。子供時代の友情は、将来への道を切り開くきっかけとなるものであり、その絆こそ『ルカ』の物語のハートなのです」と語っている。

　ディズニー&ピクサー作品では、最新作『2分の1の魔法』が8月21日より日本公開。魂の世界を描く『ソウルフル・ワールド』が12月11日より公開予定となっている。（編集部・入倉功一）