IZ*ONEのエナジー担当アン・ユジン&不思議さが魅力のカン・ヘウォンに注目
韓国のオーディション番組とAKB48グループがコラボレーションした番組から誕生した日韓合同の12人組グローバルグループ・IZ*ONE。ドキュメンタリー映画『EYES ON ME : THE MOVIE』の日本公開を8月7日に控えた彼女たちのなかから、メンバーのアン・ユジンとカン・ヘウォンの魅力に迫る。
エネルギーいっぱいの天才!アン・ユジン
ユジンは2003年9月1日生まれの16歳。IZ*ONEでは最年少のチャン・ウォニョンの次に若い、年下組のメンバーだ。しかし、堂々とした振る舞いやカッコいいパフォーマンスは良い意味で年齢不相応で、メンバーの宮脇咲良はその芸能人としての天才的な素質についてラジオ番組「今夜、咲良の木の下で」で言及。「本当に天才だし、芸能人だし、これから先も芸能人として本当にうまくやっていくと思います」と褒めちぎっていた。
また、ユジンは犬に例えられることもあるほど常にエネルギーに満ちあふれており、溌剌(はつらつ)とした明るい性格もファンに愛される要因の一つ。観察力にも長けているためグループ内でMCを担当することが多く、バラエティー番組「マイ・リトル・テレビジョン V2」のMCに抜擢されて注目されたこともある。IZ*ONEとしてデビューする前からCMやミュージックビデオにも出演していた、マルチな才能の持ち主だ。
169cmという、ウォニョンと並んでグループで最も高い身長は、パフォーマンス面でも輝く。特に、今年6月にリリースされた最新楽曲「Secret Story of the Swan」では、ダンスの迫力が高身長だからこそより際立っている。そこに待ち前の力強さが加わり、これまでの優雅でキュートな楽曲とはまた一味違った姿で多くの人を魅了している。
独特な世界観に引き込まれる!カン・ヘウォン
“カンちゃん”という愛称で親しまれているヘウォンは、1999年7月5日生まれの21歳で、IZ*ONEのなかではクォン・ウンビ、宮脇咲良に続いて3番目に年上なメンバー。オーディション番組では、課題曲「BOOMBAYAH」の際に自信のなさから練習に力が入らないチームメンバーを傍で支える姿を見せ、佐藤美波(AKB48)との友情や、その面倒見の良さに視線が集まった。
オーディション番組ではダンスやラップなどで苦戦し、トレーナーから厳しい言葉を浴びる場面もあったが、ヘウォンは目標に向かってひたむきに邁進。番組当初に披露したパフォーマンスと、デビュー後のパフォーマンスを比較すると、成長ぶりは目を見張るものがあり、彼女が大変な努力をしたことが想像できる。
個性豊かなIZ*ONEメンバーのなかでも、ヘウォンは独特な世界観の持ち主として愛されている。性格はマイペースで、リーダーのウンビいわく「不思議な子」。予想もつかない行動が多く、人懐っこくて食いしん坊、アニメやゲームが大好き……知れば知るほど気になってしまう、その不思議なキャラクターも彼女にハマってしまう人が多い理由だろう。
IZ*ONEの魅力に浸れる!『EYES ON ME : THE MOVIE』
2018年のデビュー直後から配信チャートを席巻し、今年6月に韓国でリリースされた3rdミニアルバム「Oneiric Diary (幻想日記)」でK-POPガールズグループの韓国での初週セールス最多記録を打ち立てたIZ*ONE。絶大な人気を誇る彼女たちの初となるアジアコンサートツアー「EYES ON ME」(2019年6月開催)の韓国公演の模様を中心にした本作には、ライブやバックステージの様子、ダンスの練習風景など、貴重な映像の数々が詰め込まれている。(編集部・吉田唯)