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「女王の教室」元子役コンビ、伊藤沙莉と福田麻由子が再共演

伊藤沙莉(中央)と福田麻由子(右から2番目)
伊藤沙莉(中央)と福田麻由子(右から2番目) - (C) 2020 Kamata Prelude Film Partners

 ドラマ「女王の教室」(2005)の子役だった女優の伊藤沙莉福田麻由子が、9月25日より全国順次公開される映画『蒲田前奏曲』で再共演した。

【動画】伊藤沙莉と福田麻由子が共演

 本作は中川龍太郎穐山茉由安川有果渡辺紘文という4人の監督が、売れない女優マチ子の眼差しを通して、女性が人格をうまく使い分けることが求められる社会への皮肉を描く連作スタイルの長編映画。『飢えたライオン』で主演を務めた女優・松林うららが自身の地元である東京都大田区の蒲田を舞台にプロデュースし、マチ子役で出演する。

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 伊藤と福田が共演する第2番「呑川ラプソディ」では、アルバイトをしながら女優をしているマチ子が、大学時代の友人たちと久々に女子会をするが、独身チームと既婚チームに分かれ、気まずい雰囲気に。そこでマチ子は蒲田温泉へ行くことを提案する。5人は仕事、男性のことなどを話し合い、次第に隠していたものが丸裸になっていく。伊藤は外資系企業で働く独身のキャリアウーマン・帆奈、福田は最近初めてできた彼氏と結婚することになった麻里を演じる。

 伊藤は「ハンナという女性にどう寄り添えば良いか、またこの女性の強気の裏にある不器用さ、寂しさをどう表現しようかとても迷い、悩みましたが自分なりの『蒲田前奏曲~ハンナ編~』を頭に描きつつ、また一方で女友達の前での自分はこの中だったら誰だろう、、と自分を誰に投影するかを楽しみつつの撮影でした」とコメント。

 福田は「私が演じた麻里という女性の切実な気持ちに触れたときに、自分が今まで知らなかった生き方をひとつ知った気がしました。必死に生きている女性たちひとりひとりが愛おしい作品です」とメッセージを寄せた。(編集部・中山雄一朗)

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