IZ*ONEのキュートな努力家・本田仁美&天使の歌声キム・チェウォンに注目
韓国のオーディション番組とAKB48グループがコラボレーションした番組から誕生した日韓合同の12人組グローバルグループ・IZ*ONE。ドキュメンタリー映画『EYES ON ME : THE MOVIE』が日本公開中の彼女たちのなかから、メンバーの本田仁美とキム・チェウォンの魅力に迫る。
キュートな努力家!本田仁美
2014年にAKB48のメンバーとしてデビューした本田。2017年までは選抜総選挙で圏外が続き、2018年の「AKB48 53rdシングル 世界選抜総選挙」では82位で初ランクインと、それまで大きな注目を浴びる機会の少ないメンバーだった。そんな彼女が大躍進を遂げるきっかけとなったのが、オーディション番組への参加だ。
視線が集まるきっかけとなったのは、ダンスの才能だった。番組では日本人参加者のダンススキルに懸念が募る雰囲気のなか、本田は課題曲「PICK ME」でトレーナー陣から称賛を受けることに。さらに、課題曲「Very Very Very」ではいち早く振り付けを覚え、グループのメンバーにそれを教えるという形で才能を証明してみせた。幼い頃からチアリーディングをしていたため、アクロバットも得意としている。
ボーカル面では、キュートな歌声が特徴だ。可愛らしいコンセプトの楽曲にぴったりな高いトーンの声音を持っており、「Pink Blusher」「Spaceship」といった楽曲ではその魅力が存分に発揮されている。また、ファンの間では勉強熱心なことでも知られており、その努力の結果、3rdミニアルバム「Oneiric Diary (幻想日記)」に収録された「Merry-Go-Round」では韓国語と日本語での作詞を手掛けることに。目標に向かって歩みを止めず、どんどん成長していく彼女の姿は、多くの人の心を射止めている。
天使の歌声!キム・チェウォン
チェウォンは、2000年8月1日生まれの20歳。可憐なルックスの持ち主で、オーディション番組の課題曲「To reach you」の際には、その妖精のようなビジュアルが話題になったメンバーだ。今年2月に1stアルバム「BLOOM*IZ」をリリースした際には髪をバッサリとカット、イメチェン後のショートヘア姿に絶賛の声が集まった。
彼女の持ち味といえば、透明感あふれる歌声だろう。メンバーも「天使のよう」と激賞するほどピュアな声質で、「Violeta」では強烈な印象を残すパートを担当。さらに、IZ*ONEファンのために作られた楽曲「With*One」では高音パートもこなして、高い歌唱力を見せたことも記憶に新しい。耳だけでなく心まで浄化されるような美しい歌声と歌唱力で、彼女に虜になるリスナーが続出している。
また、オーディション番組では課題曲「Into The New World」のリーダーに立候補してグループを牽引。韓国語の歌詞やメロディーに四苦八苦する日本人メンバーを傍で支える、優しくて面倒見の良い一面が見られた。メンバーのチェ・イェナが「私がこれまで出会ってきた人のなかで1番と言ってもいいくらい性格が良い」と称賛したこともあるほど、性格まで“天使”なチェウォン。メンバーの宮脇咲良いわく、最近は以前よりも明るく元気になったそうで、今後もどんどん新たな魅力を披露してくれそうだ。
ついに公開!『EYES ON ME : THE MOVIE』
2018年のデビュー直後から配信チャートを席巻し、今年6月に韓国でリリースされた3rdミニアルバム「Oneiric Diary (幻想日記)」でK-POPガールズグループの韓国での初週セールス最多記録を打ち立てるなど、グローバルな人気を誇るIZ*ONE。彼女たちの初となるアジアコンサートツアー「EYES ON ME」(2019年6月開催)の韓国公演の模様を中心にした本作では、ライブやバックステージの様子、ダンスの練習風景など、貴重な映像の数々が映し出される。(編集部・吉田唯)