『アダムス・ファミリー』8日、BSプレミアムで放送 15日に続編も
8日、BSプレミアムで1992年に日本公開された映画『アダムス・ファミリー』が放送される(午後11:45~午前1:26)。
本作は、1960年代から1970年代にかけて実写ドラマ化、アニメ化もされた漫画「アダムスのお化け一家」に基づき、不吉なことや不気味なものが大好きなお化け一家の騒動を描いたホラー・コメディー。『メン・イン・ブラック』シリーズのバリー・ソネンフェルド監督がメガホンをとり、1993年に続編も公開。なお、続編『アダムス・ファミリー2』も15日午前0時30分~2時5分に放送される。
第1作では、アダムス家の主人ゴメズのもとに、25年前に失踪した兄フェスターが現れ、感動の再会を果たす。ところが、フェスターは悪徳弁護士が一家の財産を狙うために仕組んだ偽者で、アダムス家は無一文になる危機に陥る。
アダムス家の当主ゴメズ役のラウル・ジュリアはプエルトリコ出身でブロードウェイで活躍したベテラン。『蜘蛛女のキス』(1985)でゴールデン・グローブ男優賞の候補となった。『アダムス・ファミリー2』の後、1994年に胃癌と脳卒中の併発により54歳の若さで急逝した。
ゴメズの愛妻モーティシアは、名監督ジョン・ヒューストンの娘で『女と男の名誉』(1985)でアカデミー賞助演女優賞に輝いたアンジェリカ・ヒューストン。偽フェスターとしてアダムス家に潜入するゴードンは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのドク役で知られるクリストファー・ロイド。聡明な長女ウェンズデーに当時11歳だったクリスティナ・リッチ。本作でブレイクし、『バッファロー'66』(1998)『モンスター』(2003)など数々の名作&ヒット作に出演した。
なお、9月25日には新作長編アニメーション映画が公開。オスカー・アイザック、シャーリーズ・セロン、クロエ・グレース・モレッツらがボイスキャストに名を連ねており、日本語吹き替え版には杏、生瀬勝久、二階堂ふみ、ロバート秋山らが決定している。(編集部・石井百合子)