大倉忠義＆成田凌の美麗2ショット！『窮鼠はチーズの夢を見る』原作者もハマり度を絶賛
大倉忠義（関ジャニ∞）と成田凌が共演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』（9月11日公開）から、二人の美しくも切ない姿を捉えた新カットが公開された。
水城せとなの人気コミックを基にした本作は、自分を好きになってくれる女性との受け身の恋愛ばかりを繰り返してきた主人公・大伴恭一（大倉）と、7年ぶりに再会した大学の後輩・今ヶ瀬渉（成田）の狂おしくも切ない恋の物語。『ナラタージュ』『劇場』などの行定勲監督がメガホンを取った。
このたび公開された場面写真は、映画本編の美しくも切ない情景を切り取ったもの。恭一と向き合ってその肩に手をのせつつも、視線はすれ違う今ヶ瀬の姿が確認できる。原作者の水城は、キャスティングについて「成田さんの今ヶ瀬のイメージはすぐに湧きましたが、大倉さんはキラキライケメンなので大丈夫かな……と心配になりました（笑）。恭一という人物は、ある程度固まっていた人生がぶち壊される人なので、枯れ始めてる感が欲しかったんです」と打ち明けるも、「映画を観たら、ほどよい枯れ具合があって良かったです。愛という課題を突きつけられて、今ヶ瀬を突き放しながらも頭では考えている、抑圧的な空気感がすごく良く出ていたと思います」と絶賛の言葉を贈った。
さらに、水城は今までにも何度か映画化の話が持ち上がったが、それを断ってきたことを告白。「キャラクターを過剰に美化しそうな雰囲気が強く、断ってきたんです。でも、行定勲監督から最初に届いた企画書は視点がフラットで、生身の男性が描かれていました。生身の人と人が向き合う姿をフラットに捉えた恋愛映画として作っていただけそうだなと思いました」と今回の映画化の経緯を振り返っている。（編集部・吉田唯）