IZ*ONEの妖精・矢吹奈子&理想のリーダー像クォン・ウンビに注目
現在、ドキュメンタリー映画『EYES ON ME : THE MOVIE』が日本公開中のIZ*ONEは、韓国のオーディション番組とAKB48グループがコラボレーションした番組から誕生した日韓合同の12人組グローバルグループ。そんな彼女たちのなかから、メンバーの矢吹奈子とクォン・ウンビの魅力に迫る。
妖精みたいに可愛い!矢吹奈子
2013年にHKT48第3期生オーディションに合格した矢吹奈子。その前には子役として活動していた時期もあり、2005年の映画『タッチ』では長澤まさみ演じるヒロイン・浅倉南の幼少期を務めた。2001年6月18日生まれ、現在19歳ながら長い芸能キャリアの持ち主だ。
そんな矢吹に転機が訪れたのは、オーディション番組の課題曲「LOVE WHISPER」でのパフォーマンスだった。メインボーカルを担当した矢吹は、高音パートで安定した歌唱力を披露。透明感のある歌声で話題をかっさらった。また、ダンス面でも安定した実力を見せ、ほかの日本人参加者の多くが苦戦した課題曲「PICK ME」ではダンストレーナーから称賛の言葉をもらっていた。
長身メンバーが多い韓国のガールズグループではあまり見られない、小さな身長も彼女のチャームポイントだろう。150cmという身長と、キュートなルックスはまるで妖精のようで、ハートを射貫かれる人が続出。その愛らしさは、メンバーのキム・ミンジュいわく「かわいくて、ポケットに入れたい」ほどとのこと。ファンからは「もっとも大きな妖精」という愛称で親しまれている。
まさに理想のリーダー!クォン・ウンビ
1995年9月27日生まれのクォン・ウンビは、IZ*ONEのなかで一番年上のメンバー。12人という、韓国のアイドルグループとしては比較的メンバー数の多いIZ*ONEをまとめあげるリーダーだ。
オーディション番組当時から優れたリーダーシップの持ち主として注目を浴びていたが、IZ*ONEでもリーダーとしてまとめるところはまとめつつ、時には年下のメンバーと仲良くふざけあったりもする、気さくで頼れる“お姉さん”として活躍。メンバーの宮脇咲良が、自身がパーソナリティーを務めるラジオ番組で「ウンビちゃんがいないと成り立たない」「私の理想のリーダー像がそのままウンビちゃん」と絶賛の言葉を口にするなど、頼りがいのあるリーダーとしてメンバーやファンから愛されている。
リーダーとしての素質だけでなく、パフォーマンス面の実力からバラエティーセンスまで兼ね備えた万能さが光るウンビ。特にダンスはオーディション番組でトレーナー陣がその実力を認めるほどの腕前で、今年6月にリリースされた最新楽曲「Secret Story of the Swan」の練習では、振り付けの先生が不在のなかウンビが先生代わりとなって練習をリードしていたという。また、作曲や作詞にも挑戦しており、楽曲制作の方面でも今後の活躍が期待される。
絶賛公開中!『EYES ON ME : THE MOVIE』
IZ*ONEの初となるアジアコンサートツアー「EYES ON ME」(2019年6月開催)の韓国公演の模様を中心にした本作。ライブやバックステージの様子、ダンスの練習風景など、貴重な映像の数々が映し出されており、公開初週(8月8日~8月9日)の全国映画動員ランキングでは10位にランクインした。(編集部・吉田唯)