『スパイダーマン』新ヴィラン映画、監督候補が判明
スパイダーマンシリーズにおける代表的なヴィランの一人であるクレイヴン・ザ・ハンターをメインに据えたソニーのマーベル映画で、Netflixのアクション映画『トリプル・フロンティア』のJ・C・チャンダー監督がメガホンを取るかもしれない。現在、交渉が行われているとDeadlineが報じた。
クレイヴン・ザ・ハンターことセルゲイ・クラヴィノフは、スパイダーマンを狩ることに執念を燃やすハンターで、秘薬を用いて強化された身体能力と五感を駆使して彼を追い詰める。異母弟であるカメレオンもヴィランだ。『マージン・コール』『オール・イズ・ロスト ~最後の手紙~』『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』などで批評家から高評価を得てきたチャンダー監督が、初のメジャースタジオの大作でもらつ腕を振るうことになるのか注目だ。
『クレイヴン・ザ・ハンター(原題) / Kraven the Hunter』の脚本は、『イコライザー』シリーズのリチャード・ウェンクと『アイアンマン』のアート・マーカム&マット・ハロウェイが執筆。『スパイダーマン』シリーズのマット・トルマックとアヴィ・アラッドがプロデューサーを務める。
スパイダーマンの宿敵を描くスピンオフ映画ではジャレッド・レトー主演の『モービウス』とトム・ハーディ主演の『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(原題) / Venom: Let There Be Carnage』という2作が2021年の全米公開を控えているほか、トム・ホランド主演の『スパイダーマン』シリーズ第3弾も同年末に公開予定。マダム・ウェブ、ジャックポット、スパイダーウーマンといった女性キャラクターメインの企画も進行している。(編集部・市川遥)