横浜流星、キックボクサー役で10キロ増量!『きみの瞳が問いかけている』迫力のファイトシーン
俳優の横浜流星が、映画『きみの瞳が問いかけている』(10月23日公開)でキックボクサーを演じるにあたり、1か月で10キロ増量するストイックな役づくりに挑んだ。劇中では、鍛え抜いた肉体で迫力のアクションを披露。映画に先立って公開された場面写真でもその一端を目にすることができる。
吉高由里子と横浜がダブル主演を務める本作は、不慮の事故で視力と家族を失った明香里(吉高)と、罪を犯しキックボクサーとしての未来を絶たれた塁(横浜)の交流を描いた切なくも美しいラブストーリー。メガホンを取ったのは、『ホットロード』『アオハライド』などの三木孝浩監督だ。
見どころのひとつは、横浜がキックボクサーを演じていること。役づくりのため、キックボクシング指導の人やプロの選手から必要な筋力トレーニングを教わり、1か月かけて10kgほど体重を増やしたという。横浜自身、極真空手では中学生の頃に世界チャンピオンになったほどの実力者だが、「キックボクシングは、空手とは全く身体の使い方が違うので、1からパンチ、蹴りの打ち方を学びました」と語る。しかし、その卓越した身体能力と飲み込みの早さはプロもうなるほどだった。
劇中で、横浜演じる塁の対戦相手として登場するのは、現役トップクラスのプロキックボクサーである小笠原瑛作、栗秋祥梧、小笠原裕典、炎出丸、与座優貴。極真空手世界王者の与座は、なんと横浜が世界一になった極真空手の大会の準々決勝の相手であり、中学生時代は関東圏のトップ選手同士、切磋琢磨したライバル。その後、横浜は俳優に、与座はプロキックボクサーにと別の道を進んだが、本作で共演を果たし再会が実現。与座は「自分は以前、横浜さんが世界一になった大会で対戦して敗れているという過去があり、横浜さんが芸能界で活躍されておりとても刺激をもらっていました。そして自分自身世界王者になり、映画の舞台で再会することができ非常に嬉しく思います」と感慨を明かした。
横浜は、キックボクシングシーンの撮影について「表の試合も裏の試合も基本は明香里を思い、それを活力に塁として生きました。ただ決定的に違うところは"覚悟"です。表の試合は幸せが描かれていますが、裏の試合は自分に光を与えてくれた明香里のために、悩み、たどり着いた先に出た答えが、自分の命を賭けてでも、明香里に光を取り戻すことで、ただでは帰れない、もしかしたら死ぬかもしれない、という緊迫した雰囲気の中、命をかけて全力を尽くしました」と込めた思いを語っている。(編集部・小山美咲)
<小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺) >
キックボクサーの小笠原瑛作です。
普段試合で上がるリングとはまた違った緊張感での撮影でした。
横浜さんは運動神経抜群で試合のシーンは迫力があって熱いものになってると思います! 是非楽しみにしていてください!
<小笠原裕典(クロスポイント吉祥寺) >
キックボクサーの小笠原裕典です。
本物の試合さながらの会場の雰囲気、お客さんの盛り上がり、映画を作り上げるスタッフや役者さんたちのプロ意識に良い刺激を受け、とても楽しい撮影現場でした。僕たちキックボクサーが映画でどんな戦いを繰り広げるのか、ぜひ劇場でご覧ください!
<栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)
初めまして。栗秋祥梧です。
映画を楽しみにしてくださってる皆様、
とても素晴らしい作品となっております!
そして熱いファイトシーンも見逃さないでください!
<炎出丸(クロスポイント吉祥寺) >
今回、このような機会をいただき感謝しています。
撮影では「横浜流星さん、キックボクサーになりませんか?」と思わず言いたくなるほど素晴らしい素質を感じました。
ちなみに炎出丸と書いてひでまる と読みます。
<与座優貴(橋本道場) >
自分は以前、横浜さんが世界一になった大会で対戦して敗れているという過去があり、横浜さんが芸能界で活躍されておりとても刺激をもらっていました。
そして自分自身世界王者になり、映画の舞台で再会することができ非常に嬉しく思います。
今後もステージは違いますが、横浜さんの活躍に追いつける様精進していきます。