ノーラン『TENET テネット』時間が逆転する新カット!スポット映像公開
26日から、欧州・アジア圏を皮切りに世界各国で順次公開されるクリストファー・ノーラン監督最新作『TENET テネット』から、新カットを含む、2本のスポット映像が公開された。
本作は、あるテロ事件にかかわったエージェント、“名もなき男”(ジョン・デヴィッド・ワシントン)が、「TENET」という言葉と「時間の逆行」を手がかかりに、第3次世界大戦勃発を防ぐ謎のミッションに挑むサスペンス映画。その全貌は謎のベールに包まれており、新型コロナウイルスの影響による延期を経ての公開に、映画ファンの期待が高まっている。
公開されたスポット映像は、名もなき男と相棒のニール(ロバート・パティンソン)が、核戦争より最悪という人類滅亡の危機を阻止するミッションを課せられるさまを捉えた「ストーリー編」と、逆行する時間のバトルや横転した車が元通りになりながら走行するアクションを収めた「逆行編」の2本。どちらも15秒と短い映像ながら、爆発で崩壊したビルが時間の逆行によって元通りになった瞬間、再び別の爆発で崩れるカットなどが収められており、正しい時間と逆行する時間が入り乱れる、未体験のアクションが繰り広げられることを予感させる。
現在のところ、海外メディアでも好意的なレビューが寄せられている『TENET テネット』。本国アメリカでは9月3日、日本では9月18日より全国公開される。(編集部・入倉功一)