高梨臨、改めて仕事ができることに感謝「セイレーンの懺悔」で報道記者役
10月18日にWOWOWプライムで放送がはじまるサスペンスドラマ「連続ドラマＷ セイレーンの懺悔」に出演する高梨臨。「コロナ渦の中、改めて仕事ができることに感謝しながら撮影し、みなさんに楽しんでいただける作品になるように取り組んでいきたい」とコメントを発表している。
本作は“どんでん返しの帝王”の異名を持つ作家・中山七里による小説を新木優子主演でドラマ化したサスペンス作品。テレビ局が舞台となり、番組存続の危機にある帝都テレビの報道番組の制作に携わる朝倉多香美（新木）が、都内で発生した女子高生誘拐事件を追う。高梨は帝都テレビのライバル局であるジャパンテレビの報道記者・三島奈那子を演じる。
本格サスペンスの物語の面白さ、そこに絡む記者、事件の当事者たちの複雑な感情や背景に魅了され、夢中で台本を読み終えたという高梨にとって、記者として現場リポートをする役どころは今回が初めて。「ニュース番組、報道番組は、視聴者として観る側だったので、取材し、伝える側のジャーナリストの方々の想いも、くみ取っていきたいです」と意気込みを語っている。
三島については「記者としてのプライドが高く、仕事に命をかけてきた女性」と説明し、「情報を得るためなら何でもしそうなところや、どんな相手にも物怖じせず、突き進んだり、駆け引きをしようとする姿勢が、読んでいてカッコよく、面白いなと思いました」と話す。
「三島は、仕事は仕事と割り切るタイプなので、朝倉とは真逆のタイプです。2人の仕事のアプローチの仕方もそれぞれなので、三島のジャーナリストとしての仕事の信念をみせていけたらと思っています」
高梨は現在NHK総合で出演ドラマ「ディア・ペイシェント～絆のカルテ～」（毎週金曜よる10時～）が放送中。20日にテレビ朝日系で放送されたドラマ「未解決の女 警視庁文書捜査官」第3話にはメインゲストとして出演した。（編集部・海江田宗）
「連続ドラマＷ セイレーンの懺悔」はWOWOWプライムにて10月18日より放送（全4話、第1話無料放送）