仲野太賀、山里亮太役で民放ドラマ初主演!テレ東「ドラマ24」60弾特別企画「あのコの夢を見たんです。」放送決定
俳優の仲野太賀が、南海キャンディーズ・山里亮太の短編小説集に基づくテレビ東京の10月クール新ドラマ「あのコの夢を見たんです。」で主演を務めることが27日、同局より発表された。山里が実在する人気女優・アイドル・モデルたちをモデルにつづった短編小説から抜粋したエピソードに、書き下ろしを加えてドラマ化するもので、「孤独のグルメ」「きのう何食べた?」や放送中の「浦安鉄筋家族」などの「ドラマ24」枠(金曜深夜0時12分~)の60作目の特別企画として放送。仲野は、本作が民放ドラマ初主演となる。
原作は、2010年10月から月刊テレビ誌「B.L.T.」で連載された「山里亮太短編妄想小説集 あのコの夢を見たんです」。ドラマでは、ネタ作りのために喫茶店に入ったお笑い芸人の山里亮太(仲野太賀)が、そこで繰り広げられる些細な出来事に苛立ち、現実逃避のため、実在する女優を主人公にした物語をノートに書き始める……というストーリーが展開する。
原作者の山里は著書のドラマ化に「妄想だからこそどんな人でもキャスティングできたんですが、これを現実のものにするのは不可能だと思っていました。まず山里の妄想に今大忙しの女優さんたちが付き合ってくれるはずないと。それが、ダメもとで聞いてみたら引き受けてくださって、もう感謝とかの前にひたすら驚いております。さらに、仲野太賀さんにも声をかけさせてもらったら、これもOK。とんでもない幸運に包まれたドラマです」とコメント。山里は、ドラマの脚本監修も務める。
本作で、山里亮太役として主演を務めるのは、番長・今井勝俊役が当たり役となったドラマ「今日から俺は!!」の劇場版が公開中の仲野太賀。今年2月には衛藤美彩とダブル主演を務めた映画『静かな雨』が公開され、今後『生きちゃった』『泣く子はいねぇが』など主演映画の公開を控えている。仲野は、山里役に以下のように意気込みを語っている。
「山里さんの妄想物語と聞いて、素敵なヒロインの方々との恋愛模様が爽やかに描かれるもんだとばかり思ってました。蓋を開けたら、全っ然違う。素敵なヒロインと全っ然恋愛出来ない。何がなんでどうしてこうなった。突然で創り込まれた癖のある妄想の数々。めちゃくちゃな設定に巻き込まれた、素敵なヒロイン。そして僕。そして、スタッフ。実在する山里さんから、遠く離れた妄想の世界で愉快に遊んでいます。一体このドラマはどこに向かって行くのか。僕自身もこの先楽しみです」
監督に、映画『勝手にふるえてろ』やドラマ「捨ててよ、安達さん。」などの大九明子、ドラマ「セトウツミ」や映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』などの瀬田なつきら。脚本に、ドラマ「死役所」「レンタルなんもしない人」などの政池洋佑、「絶メシロード」などの家城啓之らが名を連ねる。(編集部・石井百合子)
ドラマ24第60弾特別企画「あのコの夢を見たんです。」は10月クール、テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州で毎週金曜深夜0時12分~放送※テレビ大阪のみ、翌週月曜深夜0時12分放送