『スター・ウォーズ』レイ女優、仕事もらえなかった…シリーズ完結直後の苦悩告白
映画『スター・ウォーズ』新三部作で主人公レイを演じた女優デイジー・リドリーが、シリーズ完結直後に抱えていた苦悩を Entertainment Weekly で明かした。
シリーズ32年ぶりの続編『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)からレイを演じたデイジーは、スカイウォーカー家の物語に終止符を打った『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)まで同キャラクターを熱演。世界的人気シリーズの主演として、世界中で注目を浴びる存在となった。
しかし、デイジー本人はシリーズ完結直後の数か月、新たな仕事を獲得することができず苦悩していたという。「(『スター・ウォーズ』が)終わってしまったのはとても悲しかった」というデイジーは、「不思議なことに、今年初めは思い通りにいかなかったの。『わぁぁ! 誰も私を起用したがらない』って。オーディションはいくつか受けていたんだけど、結果はダメだったの」
オーディションに受からず混乱していた時期について、「何てこった! って思う瞬間もあったけど、『全てに適切なタイミングがある』と切り替えたの」と振り返ったデイジー。すると、2月下旬から3月上旬にかけて状況が変わっていったそうで、デイジーはジェームズ・マカヴォイやウィレム・デフォーと共に、新作ゲーム「Twelve Minutes」の声優に起用された。
デイジーはこの他、ジェニファー・ハドソン、ケイト・ウィンスレットらが声優を務めるVR映画『ババ・ヤガ(原題) / Baba Yaga』に参加しているほか、『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドと共演したSF映画『カオス・ウォーキング(原題) / Chaos Walking』も控えている。現在企画されている『スター・ウォーズ』新作への出演は現状ないとも明かしており、今後は映画・ドラマ・ゲームなど多方面での活躍が期待される。(編集部・倉本拓弥)