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「半沢直樹」香川照之の怪演人気!名(迷)ゼリフ連発

香川照之(2019年撮影)
香川照之(2019年撮影)

 30日、日曜劇場「半沢直樹」(TBS系、毎週日曜夜9時~)第7話で、国土交通大臣・白井(江口のりこ)ら政府に東京中央銀行内の情報を流す裏切者が誰なのか、その正体が暴かれていくスリリングな山場が展開。半沢営業第二部次長(堺雅人)と大和田取締役(香川照之)との二転三転する関係、2人の熱すぎる演技バトルが大いに視聴者を沸かせた(※一部ネタバレあり)。

【写真】香川照之、及川光博ら「半沢」組が集結!

 白井大臣からの債権放棄の要請に抵抗し、帝国航空の立て直しを進めていた半沢。第7話では、政府が相手では屈服するしかないのか。半沢が正念場を迎え、債権放棄について行内での採決、そして政府への回答期限である「タスクフォース合同報告会」での二転三転する展開が描かれた。裏切者は大和田か、それとも紀本常務(段田安則)なのか。

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 「御行がどうすべきか、今度こそ、わ・か・り・ま・す・よ・ね?」と半沢を挑発する白井大臣役の江口の憎々しいヒールぶりのほか、とりわけ注目を浴びたのが大和田を演じる香川の怪演&舌戦。断固、債権放棄に反対する半沢に「わたしは必死に(頭取に)恩返しをしようとしているのに、君は“屈辱の倍返し”をしようとしているんだぞ!」と半沢の決めゼリフにちなんだ文句をお見舞い。自分だって500億円をみすみすどぶに捨てることはしたくないが、頭取の立場を考えれば債権放棄は致し方がないという大和田に、半沢が「本気ですか?」と問えば「超~本気!」とキッパリ。「債権放棄は絶対だ。絶対、絶対に、絶対です。です・です・です!」と言い放った。また半沢に7文字のワードを迫る場面では、堺と香川、両者一歩も引かない白熱の演技バトルとなった。

 さらに、前回で半沢からしっぺ返しを食らった審査部次長・曽根崎(佃典彦)が半沢と大和田から、ある決断を迫られる一幕も話題に。どんなに追い詰められても信念を貫き通す半沢とは対照的に、あっさり保身の選択肢をとり、そのあまりの迷いのなさに爆笑する声が多く寄せられている。

 放送後、香川は自身のツイッターに7話の撮影秘話を投稿。「第7話で曽根崎に浴びせた『さあ、さあ、さーアサァサァサァ!』は歌舞伎の常套句。堺さんも完璧な間の取り方でしたww さて、来週第8話のオンエアは9月6日。この9月6日という日が、実は8話の中で大きな意味を持ちます。原作でも、この『6日』のことは触れられている。乞うご期待!」と期待をあおっていた。

 来週、第8話では7話のラストで「二度とわたしに逆らうんじゃないよ!」と恐ろしい表情を見せた政界のドン・箕部(柄本明)が半沢に迫ってくるとみられる。(編集部・石井百合子)

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