階戸瑠李さん急逝 「半沢直樹」やる気のない社員役も話題
女優、モデルの階戸瑠李(しなと・るり)さんが28日、持病により急逝したことを31日、所属事務所の株式会社G-STAR. PROが公式サイトなどで報告した。葬儀、告別式は遺族の意向により、親族のみで執り行われる。
16日に放送されたTBS日曜劇場「半沢直樹」で、主人公の半沢直樹(堺雅人)が訪れた丸岡商工の“やる気のない社員”北川を演じ、わずかなシーンながらその存在感が話題になっていた階戸さん。31日、事務所の公式サイトでは「階戸瑠李を応援してくださった全ての皆様にご報告申し上げます。弊社所属の女優 階戸瑠李(享年31)が、2020年8月28日、持病により急逝いたしました。弊社といたしましても、あまりにも突然の訃報に接し現実を受け入れ難く、とても残念でなりません。皆様におかれましては、これまで階戸瑠李を温かく見守ってくださいましたこと心よりお礼申し上げます。本当にありがとうございます」と報告。突然の訃報を悼んでいた。
階戸さんは映画『娼年』(2017)や『東京の恋人』『性の劇薬』(共に2020)などに出演。『娼年』ではギャル風の女性という役どころで、主演の松坂桃李との共演シーンも話題に。8月29日には群馬県・前橋シネマハウスで行われる『東京の恋人』のリモート舞台挨拶に参加予定だったが、当日に映画の公式Twitterで「本日、リモート舞台挨拶で出演予定の階戸瑠季さんは、都合により参加出来なくなりました。ご了承ください」とキャンセルが発表されていた。
階戸さんのTwitterには27日まで投稿があり、六本木で鑑賞した『ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー』の感想などを投稿していた。(編集部・石井百合子)