BLドラマ「ポルノグラファー」映画化!『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』竹財輝之助&猪塚健太が続投
人気BLドラマの映画化となる『劇場版ポルノグラファー~プレイバック~』が、2021年春に公開されることが決定した。ドラマから竹財輝之助と猪塚健太、三木康一郎監督が続投する。
主人公の官能小説家・木島理生(竹財)と大学生・久住春彦(猪塚)を中心としたラブストーリーを描く丸木戸マキのマンガ「ポルノグラファー」は、2018年7月に実写ドラマ化され、動画配信サービスFODで配信、同年8月にはフジテレビで地上波放送もされた。2019年には、木島と彼の編集担当・城戸士郎の恋愛とも友情とも区別できない特別な過去を描いた2作目「インディゴの気分」もドラマ化されるなど人気を博した。
3作目であり最終章となる「續・ポルノグラファー プレイバック」を原作とする本作は、木島と春彦が互いを想いながらもすれ違い、2人が未来について葛藤する物語が展開。単なる続編ではなく、初めて観る人でも甘美な世界観を楽しむことができる内容になるという。
竹財は、「ついにここまで来たか、というのが正直な感想です。『ポルノグラファー』を撮っているときには考えもしなかったことなので、ここまで約2年ちょっと、愛してもらえる作品だったんだなあと嬉しい気持ちが大きいです」と喜び、猪塚は「映画化されると聞いたときは、非常に嬉しかったです。『プレイバック』は丸木戸先生が漫画を続編として描き始めた時から、演じられたらいいなと思っていたので、その機会がまさか映画として実現すると聞いて本当に驚きました」とコメントを寄せている。
三木監督は、「『ポルノグラファー』がなんと映画になります。3年越しの集大成です。3年前、最初に作ったときは、シリーズをこんなに作ることになるとは思ってもいませんでした。ファンのみなさんの熱い想いのおかげです。ありがとうございます」と感謝。原作者の丸木戸は「一連のシリーズの最終作として楽しんでいただける作品になる」と実写映画化に向けて、大きな期待を寄せている。
なお、城戸士郎役を吉田宗洋、蒲生田郁夫役を大石吾朗がドラマ版から引き続き担う。(編集部・梅山富美子)
コメント全文
■竹財輝之助
ついにここまで来たか、というのが正直な感想です。「ポルノグラファー」を撮っているときには考えもしなかったことなので、ここまで約2年ちょっと、愛してもらえる作品だったんだなあと嬉しい気持ちが大きいです。「ポルノグラファー」から「インディゴの気分」も制作されて、さらに映画化まで、本当にファンの方の熱意のおかげだと思っています。もちろんみなさんが喜んでくれるような作品にしたいです。原作の丸木戸先生が今作を最後だと言い切っている作品でもあるので、木島先生と春彦の、ひとつの答えになるような作品になればよいなと思っています。また、僕自身も映画が好きで、この作品をスクリーンで2時間集中して観れることはとてもぜいたくな時間だなと思います。ぜひ劇場に足を運んで、楽しんで、どっぷり浸かってください。
■猪塚健太
映画化されると聞いたときは、非常に嬉しかったです。「プレイバック」は丸木戸先生が漫画を続編として描き始めた時から、演じられたらいいなと思っていたので、その機会がまさか映画として実現すると聞いて本当に驚きました。前回「ポルノグラファー」の時は普通の大学生で、自分の気持ちを確かめながら木島さんにどんどん振り回されていく役柄だったのですが、今回は逆に春彦は好きというはっきりした気持ちがあるのに、伝わっているかわからなくて不安という振り回され方をしているので、前回とは違う春彦の心の動きを、繊細に伝えられるように演じたいです。「ポルノグラファー」がちょうど2年前くらいですけど、いまだにみなさんがSNSを通じて応援してくれて、火を絶やさないでいてくれたので、それが続編、さらには映画化に繋がったのだと思っています。楽しみに待ってくださっているみなさんを想って死ぬ気で頑張ります。期待して楽しみに待っていてください!
■原作者:丸木戸マキ
なんと「ポルノグラファー」の続編「プレイバック」が映画になります……!! 2018年にドラマ化していただいて以来、ファンになってくださった方々が本当に長い間たくさんお声を寄せてくださったおかげで実現できた劇場版です。原作と異なる点もありますが、一連のシリーズの最終作として楽しんでいただける作品になるとわたしも期待しております。お楽しみに!
■三木康一郎監督
「ポルノグラファー」がなんと映画になります。3年越しの集大成です。3年前、最初に作った時は、シリーズをこんなに作ることになるとは思ってもいませんでした。ファンのみなさんの熱い想いのおかげです。ありがとうございます。今回は、映画です、、、、が、だからって「ポルノグラファー」の世界観を変えるつもりはありません。登場人物はもちろん増えますが、あの木島、あの春彦、あのじめっとした質感。タバコの煙、コーヒーの香り、そして、深い愛情がそこに存在することでしょう。劇場の大きなスクリーンで「ポルノグラファー」の世界観を表現できることに、心高ぶってます。みなさんも、瞬き一つせず、一秒一秒を心に刻んでください。木島と春彦の純粋な心に酔ってください。この作品は、きっと皆さんの心の奥深くに眠るなにかをくすぐるものになると思います。