「新テニスの王子様」初舞台化!新テニミュ&テニミュ4thが始動
「ジャンプ SQ.」(集英社)で連載中の許斐剛による人気漫画「新テニスの王子様」が、ミュージカル「新テニスの王子様」として、初めて舞台化されることが決定した。“テニミュ”の通称で親しまれ、今年で18年目を迎えた2.5次元ミュージカルの先駆けであるミュージカル「テニスの王子様」の4thシーズンの上演も決定した。
「新テニスの王子様」は、1999年より「週刊少年ジャンプ」にて連載された大ヒット漫画「テニスの王子様」の新章として2009年にスタート。全国中学生テニストーナメント全国大会を終え、秋に始まったU-17(アンダーセブンティーン)日本代表合宿に特別参加を許された中学生たち、そして強者揃いの高校生たちが競い合う姿を描く。「テニスの王子様」以上に舞台化が困難と思われる、迫力を増すテニスプレーがどのように舞台上で再現されるのか“新テニミュ”に期待が高まる。
ミュージカル「テニスの王子様」は1stシーズンが2003年に上演開始。通算公演数は1,800回超え、累計動員数290万人を突破している。舞台化不可能と思われたテニスの試合をピンスポット照明と打球音の融合、プロジェクションマッピングなどの巧みな映像を用いて表現。斬新な振付、セリフを基に作られたシンプルで心に刺さる歌詞、キャッチーな楽曲が絶妙に組み合わさることによって、多くの人の心を掴む超人気コンテンツとなった。
キャストは舞台経験の有無に関わらず「原作のキャラクターに近いかどうか」を第一とし、オーディションによって選出される。役者たちの公演ごとに成長していく姿が、試合を乗り越えて成長していく登場人物と重なる点も魅力。本作がデビュー作となる新人も多いことから若手俳優の登竜門とも呼ばれ、3rdシーズンまでに300人以上のキャストを輩出。過去の出演者には城田優、斎藤工、瀬戸康史、志尊淳、人気声優の宮野真守、KENN、増田俊樹、小野賢章らがいる。(編集部・小山美咲)