マーベル新作エターナルズ、『アベンジャーズ/エンドゲーム』超え目指す!
今週のマーベル
マーベル・スタジオ最新作『ジ・エターナルズ(原題) / The Eternals』に関する情報や、ソニーの新たなマーベル作品の始動など、今週(8月31日~9月4日)起きたマーベルに関する出来事を振り返ります。(編集部・倉本拓弥)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』を超える!『エターナルズ』監督が意欲
マーベル・スタジオの新作映画『ジ・エターナルズ(原題) / The Eternals』(2021年2月12日全米公開)のメガホンを取るクロエ・ジャオ監督が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』を超える姿勢で映画を製作していたことが、The Hollywood Reporter のインタビューで明らかになりました。マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギは、ジャオ監督がキャラクターに関する魅力的なビジュアルを提案してくれたと告白しており、ジャオ監督本人も「監督として映画を作っているわけではない。ファンとして作っているの」と並々ならぬ思いを語っています。また、ジャオ監督は自身のルーツである漫画の要素を取り入れたとも明かしており、東洋と西洋の文化を融合させた超大作の誕生に期待が高まります。
米ソニー、韓国系アメリカ人の女性ヒーロー・シルクを実写ドラマ化
米ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンが、韓国系アメリカ人の女性ヒーロー・シルクを描く実写ドラマシリーズを企画していると、Varietyほか各メディアが報じました。2014年の「スパイダーマン」原作コミックで初登場したシルクは、スパイダーマンことピーター・パーカーのクラスメイトという設定。2018年には映画化も報じられていましたが、フィル・ロード&クリストファー・ミラー(『スパイダーマン:スパイダーバース』)、エイミー・パスカル製作総指揮によってドラマシリーズとして進んでいるとのこと。Varietyは、米Amazonが本作を含むソニー製作のマーベル作品の配給権獲得に向けて交渉に入ったと伝えています。
チャドウィック・ボーズマンさん、『ブラックパンサー』続編出演できると信じていた
大腸がんのため43歳という若さで亡くなった『ブラックパンサー』主演のチャドウィック・ボーズマンさんが、2022年5月6日全米公開予定の続編にも出演するつもりでいたことが明らかになりました。チャドウィックさんの関係者が The Hollywood Reporter に語ったところによると、チャドウィックさんは死の約1週間前まで、がんを克服し、来年3月に開始予定の続編の撮影に向けて調整できると確信していたそうです。がんを患っていたことはごく一部の関係者のみで、映画の関係者は誰も知らず。続編の行方について、米ディズニーの関係者はまだ考えていないと話しています。