キャプテン・マーベル女優『アイアンマン2』『マイティ・ソー』のオーディションに落ちていた
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)でキャプテン・マーベルを演じる女優のブリー・ラーソンが4日、YouTubeチャンネルにアップした動画内で、過去にオーデションを受けた作品を告白すると共に、キャプテン・マーベル役のオファーを振り返った。
「AUDITION STORYTIME!」と題した動画でブリーは、2008年7月15日から2009年1月5日までにオーデションを受けたが役を得られなかった作品を告白。ザック・スナイダー監督の『エンジェル ウォーズ』(2011)からはじまり、『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(2010)、『トランスフォーマー/リベンジ』(2009)、『アバター』(2009)など、数多くの話題作のオーデションを受けていたことを明かした。
そのなかでブリーが挙げたのが、MCU初期の作品『アイアンマン2』(2010)と『マイティ・ソー』(2011)。どのキャラクターを決めるオーディションだったのかは不明だが、もし大きな役を手にしていたら、MCUの歴史は大きく変わっていただろう。
また、過去には『JUNO/ジュノ』(2007)、『ピッチ・パーフェクト』(2012)などで最終選考まで残ったこともあったというブリー。一度は落ちたが、再度オーデションで勝ち取った役もあり、トム・ヒドルストンにサミュエル・L・ジャクソンと共演した『キングコング:髑髏島の巨神』もその一本だったという。
そして、自ら断っていたのが『キャプテン・マーベル』。『キングコング』の撮影中に、マーベルが自分に興味を持っていると電話を受けたブリーは、あまりに大きすぎる役だと思い、無理だと伝えた。それから一月後に再び連絡を受けたがそこでも固辞。しかし、またも連絡を受け、話し合いを持ったところ、彼らの作品への取り組みに感激し、挑む決意を固めたという。
ブリーが正式にキャプテン・マーベルとして紹介されたのは、2016年に開催されたサンディエゴ・コミコンのマーベルパネルでのこと。それまでは、誰にも役を得たことを話してはいけなかったため、事前の報道で知った友人から喜びの連絡を受けても「何のこと?」と返すしかなかったという。同作はすでに続編の製作が決定しており、2022年7月8日の全米公開が予定されている。(編集部・入倉功一)