大河ドラマ「青天を衝け」ロケ写真が公開!吉沢亮らのコメントも
2021年放送予定の大河ドラマ「青天を衝(つ)け」より、物語序盤の舞台地となる埼玉県内で行われたロケ撮影の様子を捉えた写真が公開された。
渋沢栄一の“故郷”で撮影!吉沢亮主演「青天を衝け」埼玉県内ロケ【写真】
吉沢亮が主演を務める大河ドラマ第60作「青天を衝け」は、主人公の渋沢栄一が幕末から明治にかけて、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、高い志で未来を切り開く姿を描く物語。7月下旬にクランクインしており、新型コロナウイルス感染症への対策をとりながら撮影が進められているという。
5日には、物語序盤の舞台地となる埼玉県内でロケが行われ、渋沢栄一(吉沢)と渋沢喜作(高良健吾)、尾高千代(橋本愛)の幼なじみ3人組の運命が大きく動き始めるシーンの撮影が敢行された。撮影場所は比企郡嵐山町にある鎌形八幡神社で、ドラマ内では栄一たちの故郷・血洗島の神社という設定となる。
主演の吉沢は「現場の雰囲気もすごく良く、空気感もつかめてきたような手応えがあるので、いい方向に進んでるなという気がしています。雨で撮影が中断してしまったシーンもありましたが、とても楽しくやっています」と語り、主人公の故郷でのロケについては「すごくのどかで、空気もきれいですてきな場所です。このような周りの空気のきれいさとか清さを感じながらお芝居することができているので、のびのびと楽しく演じています。(渋沢栄一が)こういった場所で生まれ育ったことを考えると、穏やかな広い心を持った方だったのではないかと感じます」とコメントを寄せている。(編集部・大内啓輔)
高良健吾(栄一の従兄・渋沢喜作役)コメント
喜作が気持ちのいい役なので楽しく演じていますし、長丁場で一つの役を演じる大河ドラマの醍醐味も感じています。現在は物語序盤を撮影しており、これからどのように役が成長していくか楽しみです。
(渋沢の故郷・深谷市といえば)やはり“深谷ねぎ”が初めに浮かびますし、深谷でくみ上げられた地下水も先ほど飲ませていただきましたが、とてもおいしかったです。深谷市など北西部にはあまり来たことがなかったのですが、自然がたくさん残っていて、(撮影現場の)神社もすばらしい雰囲気で驚きました。
橋本愛(栄一の従妹/のちの妻・尾高千代役)コメント
もう1か月半がたったという実感はまだ無いのですが、重大なシーンを先に撮っていたりするので、そこに至るまでのお互いの関係を想像したり、自分の中で積み重ねなきゃいけないものが多いのが大変でした。ただ、演じている千代ちゃんがすごくかわいらしい女の子なので、とても楽しいです。
神社が好きでよく行きますが、ここ(撮影現場となった神社)は、とてもお気に入りになりました。子ども時代、神社の裏や森の中を不思議なものに会いたくて探検するように、昔はもっと神秘的なものに親近感を持っていたのではないでしょうか。ここにいると(千代が)子どもの時からそうやって育ってきたんだろうな、という想像が膨らんできました。