山田裕貴・奈緒・「ゼロワン」杉原輝昭監督、ゆうばり映画祭ニューウェーブアワード受賞
俳優の山田裕貴、女優の奈緒、特撮ドラマ「仮面ライダーゼロワン」などを手がけた杉原輝昭監督が、18日からオンライン開催される、北海道夕張市の映画祭「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020 Powered by Hulu」にて「京楽ピクチャーズ.PRESENTS ニューウェーブアワード」を受賞することが決定した。
同賞は、輝かしい活躍を見せる俳優やクリエイターを、「新しい波(ニューウェーブ)を起こして欲しい」という気持ちを込めて表彰するもの。今年で設立から7回目の開催となり、過去には、女優の松岡茉優、杉咲花などが受賞している。
男優部門で受賞した山田は、俳優デビューとなった「海賊戦隊ゴーカイジャー」から、「HiGH&LOW」シリーズや連続テレビ小説「なつぞら」など、好青年から不良番長と幅広い演技に挑み、今年も多数の出演作を控え、映画界への貢献も大きいことから受賞が決定。「オープニングセレモニー表彰式の9月18日は誕生日です。しかも三十路になります。誕生日プレゼントかと思ったら運営の方も知らなかったみたいで、正々堂々選ばれたんだと喜んでいます(笑)」とコメントを寄せた山田は「俳優としても、人間としても、楽しみながら、これからも素敵な作品を手を取り合って作っていけたらと思います」と意気込む。
女優部門で受賞した奈緒は、 NHK連続テレビ小説「半分、青い。」(2018)で注目を浴び、日本テレビ「あなたの番です」でも存在感を発揮。今年は、映画『僕の好きな女の子』『事故物件 恐い間取り』『キスカム!~COME ON, KiSS ME AGAiN!~』『みをつくし料理帖』と、数多くの出演作が公開されることもあり、さらなる活躍に期待しての受賞となった。奈緒は「この度は希望ある賞を頂き、とても光栄な気持ちです。今まで出会った沢山の素敵な仲間と作品と共に、これからも新しくおもしろい大きな波を起こしていけるよう、一歩一歩あゆんでいきたいと思います」と喜びを語っている。
また杉原監督は、令和初の仮面ライダーとなった「仮面ライダーゼロワン」において、リアリティーある演出で人類と人工知能との対決を描いた、特撮ジャンルにおける新たなチャレンジを評価。これからの活躍に大いに期待がもてるということで受賞が決定した。「まさかこのような賞を頂けるとは思っていなかったので、驚きと感謝でいっぱいです。勿論、この度の受賞は僕個人の力だけではなく、常日頃から僕の我儘に付き合ってくれているキャスト、スタッフ皆んなの力あってのものだと思っています。この受賞に甘える事なく、更なる映像表現を磨くため精進して参ります」と語っている。
Huluでオンライン開催されることになった今年の「ゆうばり映画祭」だが、受賞者3名は、9月18日に行われるイベントに参加することが決定している。(編集部・入倉功一)
「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2020 Powered by Hulu」は9月18日から9月22日までHulu上で開催 ※映画際の作品は、会員登録無しで視聴可能