『TENET テネット』メイキング&キャスト陣が語る特別映像公開
9月18日に日本公開を控える、クリストファー・ノーラン監督最新作『TENET テネット』から、メイキングも収められた、主要キャラクターのキャスト陣が本作を語る特別映像が、ワーナー・ブラザースのYouTubeチャンネルなどを通じて公開された。
【動画】『TENET テネット』メイキング特別映像(名もなき男編)
特殊部隊出身のエージェントが、時間のルールから脱出して第3次世界大戦から人類を救うという、謎のミッションに挑む本作。詳細についてはいまだ多くが謎のベールに覆われているが、予告編には、時間が逆行する奇想天外なアクションや、IMAXカメラで捉えたCGに頼らない迫力の映像が映し出されている。
公開されたのは、本作の主要人物にまつわる特別映像。主人公・名もなき男役のジョン・デイビッド・ワシントン、彼の相棒ニール役のロバート・パティンソン、過去と未来を繋ぐ悪人セイター役のケネス・ブラナー、そしてセイターの妻であり彼の秘密を知るキャット役のエリザベス・デビッキらが本作の魅力を語っている。
名もなき男は特殊部隊出身で、あらゆる戦いに精通したプロフェッショナル。ジョンも自ら激しいアクションに挑んでおり、映像では、普通のアクションとは明らかに振り付けが違う、格闘シーンの練習風景が切り取られている。また、予告編にも登場する、名もなき男の手に謎の機械のパーツが戻る場面も実際に現場で撮影されていたことも明らかとなり、ジョンが「まるでドキュメンタリーの撮影のように、すべて実際に撮影した」という映像への期待が高まる。
ニール編の映像では、ロバートが実際に航空機を破壊したロケを述懐。セイターの映像では、彼を演じたケネスが「人々をダークサイドに追いやるような強烈な人物」と証言。また、キャット役のエリザベス・デビッキは、人類存亡をかけたミッションを描く本作には、同時に「人間らしい物語がある」と語っている。
本作では、世界7か国を舞台に、IMAXカメラで本物の映像を収めたノーラン監督。本物のジャンボジェット機を爆破させ、8キロに及ぶ高速道路を3週間封鎖したカーアクションを繰り広げるなど、大規模な撮影により、スクリーン上に非日常を生み出している。(編集部・入倉功一)
映画『TENET テネット』は9月18日より全国公開